出版社内容情報
ある日、「推し」が犯罪者になった――
わたしは、わたしたちは、どうすればいいんだろう。
韓国芸能界を震撼させたスキャンダルを巻き起こした、
あるK-POPスターの熱狂的ファンだった
22歳の映像作家が記した、愛と葛藤の全記録。
「成功したオタク」とは果たして何なのか?
その意味を新たに定義する、連帯と癒しのノンフィクション。
本書には、
映画『成功したオタク』では、
そのすべてを聞くことのできなかった
仲間たちへのインタビュー、
そして
ひとりのファンとしての
“思いと時がつまった”日記と
映像作家としての撮影日誌をすべて収録。
「全力で愛するのは難しい。
愛するのをやめるのはもっと難しい。
だから、力を抜いて。
この文章を読んでいるあなたは、
何かを愛さずには
生きていけない人だから。
あなたの大切な心を
失ってしまうのは、あまりにも惜しいから。
心の傷がうずき、癒える過程を経て
さらに強い人になれるように。
いつかは長い時をともにできる
魂のパートナーに出会えるように。
誰かを愛する自分自身を
もっと好きになれるように。
自分なりの「成功したオタク」として
生きていくことができるように願っている」
――オ・セヨン(本文より)
内容説明
韓国芸能界を震撼させた大スキャンダル!あるK‐POPスターの熱狂的ファンだった22歳の映像作家が記した愛と葛藤の全記録。
目次
第1章 成功したオタク日記(撮影計画書)
第2章 わたしたちのインタビュー(あの人にとって、ファンとは何だったのか―ウンビン;虹だと思っていたのに、蜃気楼にすぎなかった―タウン;ファンも被害者だと思う―スンヒョン ほか)
第3章 話せなかった言葉(はじめに伝えたい言葉;わたしが『成功したオタク』をつくった理由;推し活に失敗した同志たち ほか)
感想・レビュー
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えつ
lyrical_otoca
桐一葉
にーも
Go Extreme