出版社内容情報
10万部突破のベストセラー『何歳からでも 丸まった背中が2ヵ月で伸びる!』で好評を博した、慈恵医大リハ式メソッドの第3弾。高齢者は関節可動域が狭くなる、つまり体が固くなるせいで、転倒することが多い。固くなるというと、股関節が思い浮かぶが、実は上半身の関節の固さが見逃せない。上半身を左右に回旋(ひねる動き)できないと、歩行も不安定に。肩甲骨まわりが固いと、空気もたっぷり吸えない。背中も丸くなる…。首から肩、背骨にかけて、今より5度、関節可動域を広げるだけで、体がずっとラクになる。柔軟な体は要介護、寝たきりを遠ざける。「1分伸ばし」を1ヵ月続ければ、確実に変化を実感できます!簡単にできるストレッチ満載。
内容説明
肩こり、腰痛、転びやすい…不調の原因は「上半身の関節のかたさ」にあった!?「1分伸ばし」を1ヵ月で劇的に変わる!
目次
第1章 上半身の「関節可動域」がせまいと病気の原因に!?(「体がかたい・やわらかい」とはどういうこと?;足を鍛えても転倒する原因が「上半身」にあった! ほか)
第2章 どこまで動かせる?首・肩・背骨の可動域チェック(関節の可動域にはそれぞれ「標準値」がある;「日常生活に必要な角度」しか使っていない!? ほか)
第3章 1ヵ月で5度広げる!首・肩・背骨の可動域ストレッチ(ストレッチは「時間の長さ」がポイント;関節可動域を広げる(1) 首のストレッチ ほか)
第4章 関節可動域が広いことはあらゆる点で重要(「肩関節だけはやわらかくしておくべき」理由;関節可動域がせまくなりやすいパーキンソン病 ほか)
著者等紹介
安保雅博[アボマサヒロ]
リハビリテーション科医/博士(医学)。東京慈恵会医科大学附属病院副院長。リハビリテーション科診療部長。1990年東京慈恵会医科大学卒業。1998年~2000年までスウェーデンのカロリンスカ研究所に留学。2007年よりリハビリテーション医学講座主任教授。2016年、同病院副院長に就任。リハビリテーション治療のパイオニア。脳卒中後遺症が専門。重度麻痺に対する筋肉注射のボツリヌス療法は有名。これまで1万5000回以上の施行を行う。東京都から指定を受けた地域リハビリテーション支援センターとして、地域集会所で出前講座を80回以上開催。多くの高齢者に「寝たきり予防法」を伝えてきた
中山恭秀[ナカヤマヤスヒデ]
理学療法士/博士(リハビリテーション科学)。東京慈恵会医科大学附属病院リハビリテーション科技師長。広島大学医学部客員教授。1992年に東京都立医療技術短期大学卒業。1998年に明治学院大学卒業、2001年に筑波大学大学院リハビリテーションコース修了、2012年に筑波大学大学院人間総合学科研究科修了。2013年から分院技師長を経て現職。4つある附属病院の統括所属長として、多くの理学療法士や作業療法士等を束ねる。2021年よりリハビリテーション医学講座准教授。臨床業務や後進の指導に奔走する傍ら、講習会や講演、大学での非常勤講師、連載執筆、所属学会の雑誌編集や論文査読委員、学術大会におけるシンポジストや座長なども積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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