出版社内容情報
『キットとパーシー』に登場した男女キャラクターによるヒストリカルクィアロマンス。
18世紀のロンドンを舞台に、異性との恋愛にトラウマを持つ公爵夫人・マリアンと、彼女を脅迫する男・ロブが惹かれ合っていく様子を描く。
【あらすじ】
キットとパーシーによる強盗計画が失敗に終わったその夜。
夫を銃で撃った公爵夫人――マリアン・ヘイズは、今の自分が唯一頼ることのできる相手であり自分を脅迫してきた張本人でもある赤毛の男――ロブ・ブルックスを連れ、ロンドンをあとにする。
脅迫する者とされる者。
いびつな形で始まった関係だったが、旅をするうちに少しずつ二人は互いに心を交わしていく。
しかしマリアンには、異性と関係を持つことにある懸念があり……。
内容説明
キットとパーシーによる強盗計画が失敗に終わったその夜。夫を銃で撃った公爵夫人―マリアン・ヘイズは、今の自分が唯一頼ることのできる相手であり自分を脅迫してきた張本人でもある赤毛の男―ロブ・ブルックスを連れ、ロンドンをあとにする。脅迫する者とされる者。いびつな形で始まった関係だったが、旅をするうちに二人は少しずつ心を交わしていく。しかしマリアンには、異性と関係を持つことにある懸念があり…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ユキタ
5
前作で衝撃的な結末をもたらし、そのまま消息を絶ったマリアンの物語。悲惨な結婚生活の果てに愛を信じられなくなったマリアンと、惜しみなく愛を溢れさせる攻略難易度イージーのチョロいロブ、女性がイニシアチブを手放さない組み合わせが今までに読んだロマンス小説でもお目にかかれない関係性で新鮮だった。女攻め男受けというクィアロマンスってことなのかな。ラストシーンがちょっと必殺仕事人稼業みたいだったのも面白かった。2024/08/22
一柳すず子
3
男×男の次は男×女。次があるなら女×女になるのかな。18世紀の風俗とかが興味深い。2024/06/30




