出版社内容情報
「忘れっぽい」「すぐにキレる」「浪費癖がある」「引きこもる」「勝ちにこだわる」…
?パートナーに発達障害特性があり、頻発するトラブルに悩まされている人は少なくありません。
本書では、困ったパートナーと、どう向き合い接していけばいいのかを、エピソードを交えて具体的に解説。パートナーとのコミュニケーションに悩むカサンドラ症候群と、その可能性がある方に向けて、自身の人生を前向きに生きるためのヒントを紹介します。
著者は、発達障害特性のあるパートナーとの夫婦関係を維持するのに苦しんだ経験を持つ心理カウンセラー。
実体験や、数々のカウンセリング経験を踏まえて語られるアドバイスは、具体的でリアリティ満載。
「当たり前」という“普通”を捨て、適切に対応すれば、パートナーとの関係性は嘘のように改善します!
ルーティン行動やパターンを見つければ、発達障害の人は、実は付き合いやすい人たち。
そのことを知っておくだけでも、気持ちがラクになるはずです。
内容説明
とにかく忘れ物が多い、食事中もゲームをやめない、お金や対人トラブルが多発、都合が悪くなるとキレる―このイライラどうしたらいいの?不満はあるけれど互いを「知る」ことで関係性は改善!一つ屋根の下にいても、安らげる居場所は手に入ります。
目次
第1章 あなたはカサンドラ症候群かもしれない?(うちのパートナー、どうやら「普通と違う」らしい?;「カサンドラ症候群」を知っていますか? ほか)
第2章 パートナーのことを知りましょう(同じ「発達障害」でも個人差が大きい;発達障害の種類1 自閉症・自閉スペクトラム症 ほか)
第3章 対応方法を変えるとコミュニケーションはもっとラクになる(あなた次第でパートナーもきっと変わる;カサンドラさんが疲弊しないための「三つのおまじない(自分への問いかけ)」 ほか)
第4章 カサンドラさんの困り事「あるある」別お勧め対応法(パートナーの奇妙な言動に対応するときの三原則;「適当」がわからないパートナーとは、どう付き合ったらいい? ほか)
第5章 カサンドラさんを卒業するために(卒業に必要なのは「自立」です;カサンドラさんからの卒業パターン ほか)
著者等紹介
神田裕子[カンダユウコ]
発達障害・カサンドラ症候群専門カウンセラー。オフィスレアリーゼ代表。カウンセラー歴35年。一般企業の秘書を経て、1989年から札幌市内の専門学校・短期大学において教鞭をとる。同時に学生相談室のカウンセリング業務に従事。1996年「ゆうカウンセリングオフィス」を設立。1998年より北海道庁のメンタルヘルスを担当し、その後、全国の官公庁や一般企業を対象に講演・研修の活動を開始。全国から年間300回以上もの依頼がある。2004年には心理カウンセラーを養成するスクールを北海道、熊本、東京の順に開校。2014年「オフィスレアリーゼ」を設立。2021年、発達障害とグレーゾーン、そのパートナーや家族、同僚等のカサンドラ症候群を支援する団体「カサンドラ・ラボ」を立ち上げる。毎月、語りの場「カサラボカフェ」や勉強会「スライバーズクラブ」をオンライン運営した。2023年4月から、発達障害とカサンドラがともに学ぶ異文化交流&学びの会員制サロン「つばらつばら』に統合している。50歳を過ぎてから、上智大学(グリーフケア研究所)、ルーテル学院大学(臨床心理コース)において社会人学生として学び、立教大学21世紀社会デザイン研究科修士(犯罪加害者支援の研究)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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