コナン・ドイル書簡集

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  • サイズ A5判/ページ数 737p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784887217966
  • NDC分類 935
  • Cコード C0098

内容説明

本邦初公開の膨大な手紙と当時を物語る貴重な写真・図版を駆使して、シャーロッキアン垂涎の秘話の数々がここに明かされる。創作の背後に潜む稀代の作家の深い内省を鮮やかに編纂し、彷徨える精神の軌跡をたどった。待望の続・正伝。MWA賞受賞。

目次

少年時代―1867‐1876
医学生時代―1876‐1882
ドクターとしての奮闘―1882‐1884
牡蛎の殻をこじ開ける―1884‐1890
“シャーロック・ホームズ物語の著者”―1891‐1893
ホームズと決別する―1894‐1896
田舎暮らし―1896‐1898
南アフリカの戦争―1899‐1900
政治と名誉―1900‐1902
ハインドヘッド最後の日々―1903‐1907〔ほか〕

著者等紹介

スタシャワー,ダニエル[スタシャワー,ダニエル][Stashower,Daniel]
作家、BSI(ベイカー・ストリート・イレギュラーズ)会員。Teller of Tales(邦訳『コナン・ドイル伝』、東洋書林)でMWA賞(エドガー賞)を受賞。『コナン・ドイル書簡集』で2度目の受賞

レレンバーグ,ジョン[レレンバーグ,ジョン][Lellenberg,Jon]
編集者、作家、BSI会員。コナン・ドイル財団のアメリカにおける代理人。『コナン・ドイル書簡集』でMWA賞受賞

フォーリー,チャールズ[フォーリー,チャールズ][Foley,Charles]
アーサー・コナン・ドイルの妹アイダの孫。コナン・ドイル財団の現在の管理者。SHSL(ロンドン・シャーロック・ホームズ協会)、BSI会員。『コナン・ドイル書簡集』でMWA賞受賞

日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
翻訳家。日本推理作家協会、日本シャーロック・ホームズ・クラブ、BSI会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiho

7
シャーロック・ホームズのイメージが強い作家のコナン・ドイル…その人となりと日常が如実にわかる書簡集☆手紙の数の多さにはびっくりでしたが、母や家族への溢れる愛を物語るもの…筆まめだったことを初めて知りました!長編ですが貴重な作家伝とも言える1冊♪2014/06/19

ワッピー

2
一次資料だけあって、自伝や「スターク・マンローからの手紙」とは違った角度からコナン・ドイルの生涯に光を当ててくれます。早くから寄宿舎に入らざるを得なかった子供時代、父親の病気、医師となって診療所の維持に奔走しながら、小説を書き続けたデビュー前、さらに文筆家として評価が固まってからも、戦時には愛国心から前線に出向こうとしたり、政界に打って出ようとしたりと、本当にさまざまな顔を持ったエネルギッシュな人ですね。2012/03/17

Mayumi O

0
かなりの分量だけど、アーサー・コナン・ドイルが、まめに書いている手紙によって、彼の姿を少し見た気がする。人間味あふれる人だったんだな。2013/05/30

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