ナチ・ドイツ最後の8日間―1945.5.1‐1945.5.8

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ナチ・ドイツ最後の8日間―1945.5.1‐1945.5.8

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  • サイズ A5判/ページ数 512p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784799110621
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0020

出版社内容情報

独裁者は「もはや」いないのに、
 戦争は「まだ」終わらない。

1945年4月30日、「一人の総統」といわれた男の突然の退場により時代の歯車が動きだす。
首都が陥落し、降伏への交渉が多方面の水面下ですすむ一方で、ある町では大量自殺が発生。
高官の逮捕と地下潜伏、その後のナチ狩り、同時多発で横行する報復的暴行や暴力的な追放、
強姦事件、「死の行進」など……激動の瞬間を、500人を超える登場人物とともに追体験する。

多くの日記や伝記、手紙や証言から知る、崩壊と始動の歴史的瞬間

強勢を誇った一つの国家が破滅に向かっていくさなか、
その渦中に生きた人々は、どう考え、どう行動したか。
日ごと刻一刻と変化する時代の断面を活写する本書は、
いま世界で進行中の惨劇をも彷彿とさせずにおかない。

内容説明

多くの日記や伝記、手紙や証言から知る、崩壊と始動の歴史的瞬間。1945年4月30日、「一人の総統」といわれた男の突然の退場により時代の歯車が動きだす。首都が陥落し、降伏への交渉が多方面の水面下ですすむ一方で、ある町では大量自殺が発生。高官の逮捕と地下潜伏、その後のナチ狩り、同時多発で横行する報復的暴行や暴力的な追放、強姦事件、「死の行進」など…激動の瞬間を、500人を超える登場人物とともに追体験する。

目次

プロローグ 一九四五年四月三〇日
1 一九四五年五月一日
2 一九四五年五月二日
3 一九四五年五月三日
4 一九四五年五月四日
5 一九四五年五月五日
6 一九四五年五月六日
7 一九四五年五月七日
8 一九四五年五月八日

著者等紹介

ウルリヒ,フォルカー[ウルリヒ,フォルカー] [Ullrich,Volker]
ドイツの歴史家。1990年から2009年まで、ハンブルクに本拠を置く全国週刊紙“Die Zeit”で政治関連書籍部門担当。影響力のある歴史書を数多く出版し、なかでも“Die nerv¨ose Grossmacht.Aufstieg und Unter gang des deutschen Kaiserreichs 1871‐1918”や伝記“Adolf Hitler”は複数の言語に翻訳された。1992年にアルフレート・ケル賞受賞。2008年にイエナ大学から名誉博士号

松永美穂[マツナガミホ]
愛知県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。ドイツ学術交流会奨学生としてハンブルク大学に留学。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つちのこ

52
ヒトラー自殺の翌日からドイツの無条件降伏までの8日間に起こった象徴的な出来事を分かり易くまとめている。ナチの犯罪はヨーロッパ全域に及んでいるので、追いかけるのが大変だが、終戦のどさくさにまぎれて歴史の闇に埋もれてしまったカップ・アルコナ号沈没事件や略奪された美術品の奪還作戦など新たな史実を知りえたのは収穫。1945年5月8日がドイツ国民にとって〈解放〉の日でなく、前代未聞の〈悲劇〉の日として受け止められた世論は複雑な心境でしかない。日本の8月15日はどうだったのか?遥か昔の国民の心情を想った。2025/02/13

ののまる

12
分厚い本だけど字が大きくてびっくり。なんとかソ連よりも英米占領地下に移動させたい涙ぐましい最後のあがきが印象に残る。復讐されちゃいます!と訴えて、アメリカにソ連侵攻の前にちゃんとそれ考えなかったのか?と一蹴されたり。ヒトラ−自殺の4/30からたった数日間で、ものすごい駆け引きと状況が変わっていく。ちょうど79年後のGWに読む。2024/05/06

uskmal

6
戦争に洋の違いはない。読んでて日本の戦争と似たことが多いと思ったが、終戦の受け入れ方はちょっと違うと思った。ただ、戦争は絶対悪、これは変わらない。2023/08/19

Masayuki Shimura

3
【この世の終わりのような悲観的な気分が一方にあり、さあ、これからだ、という覚醒の雰囲気が他方に存在しているのだ】(文中より引用)・・・・・本書の着眼点がまず素晴らしいというのが一点。そしてその着眼点を活かす膨大な情報量と構成力がこれまた素晴らしい。運命の8日間を扱ったノンフィクションとしての興味深さはもちろんのこと、ドイツ国民がこの8日間でどのように戦争と折り合いをつけようとしたのかも非常に考えさせられるものがありました。2023/04/13

こうきち

1
人名集のようなものでもあるので、正直、追いかけるのが大変です。ほとんどが知らない人だし。  ナチスを支持した人も批判しなかった人も同罪。みたいな考え方は、ちょっとピンと来ないところもあります。ただ、ヒムラーの話なんかを読むと、失敗して自殺するくらいならおかしなことするなよという気分になる。2024/11/13

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