出版社内容情報
中谷彰宏[ナカタニアキヒロ]
著・文・その他
目次
まえがき 上手な文章でも、感じの悪い文章がある。
第1章 「過去形」より、「現在形」で書く。
第2章 考えより、リアルを書く。
第3章 盛るより、シンプルに書く。
第4章 売り込むより、役立つことを書く。
第5章 ウケる文章より、信頼される文章を書く。
あとがき 文章には、書き手の優しさも、冷たさも出る。
著者等紹介
中谷彰宏[ナカタニアキヒロ]
1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国でセミナー・ワークショップ活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAKAPO
28
好かれる人の文章と嫌われる人の文章の違いは、読む人のことを意識しているか意識していないかである。好かれる人は、相手が読みたいこと、知りたいことを書く。嫌われる人は、自分が書きたいこと、相手が既に知っていることを書く。好かれる人は、自分が書いた文章を読む人が、どのような気持ちになるか、想像することができる。だから、相手が傷つくような文章を書かない。そして、嫌われる人は、相手を説得しようとするが、好かれる人は、相手が自ら納得するような事実を提示するだけだ。好かれる人は、相手の人格を尊重しているのだ。2020/08/01
糜竺(びじく)
16
文章の書き方によって印象や伝わり方が全く変わってくることを改めて再確認。2020/02/02
糜竺(びじく)
15
再読。2022/11/14
田中佳代子
12
読書メーターを始めてから13年目。レビューや読書家の方とお話する時は、「手紙」を書くつもりで、ペンをとっています。この本は、そんな私の強い味方。特に好きなのは、この5つ。🔴手紙は、短く書こう。🔴書かないテーマを決めよう。 🔴書いた文章を、読み返そう。🔴1人にしか使えない文章を書こう。🔴文字でケンカしない。2021/03/05
Ayakankoku
9
文章には、その人の感受性が出る。だからこそ、読んで好かれる文章を書くべきだと本書で述べられている。納得する内容はあったものの、新しい発見はないまま読了。おそらく、どれも当たり障りのない内容だったからだろう。2019/07/01