内容説明
禅僧で精神科医の著者が教える、心身を整える37の実践テクニック!
目次
第1章 頭がさえない。いつも疲れている…これってストレス?
第2章 ストレス耐性が身につく「マインドフルネス」とは?
第3章 脳を疲れさせない、休息の習慣
第4章 集中力が劇的にアップ!雑念を消し去る仕事術
第5章 もう人間関係に振り回されない
第6章 ストレスが自分を成長させていく
著者等紹介
川野泰周[カワノタイシュウ]
臨済宗建長寺派林香寺住職/RESM新横浜睡眠・呼吸メディカルケアクリニック副院長。精神保健指定医・日本精神神経学会認定精神科専門医・医師会認定産業医。1980年横浜市生まれ。2005年慶應義塾大学医学部医学科卒業。臨床研修修了後、慶應義塾大学病院精神神経科、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。2011年より建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行。2014年末より横浜にある臨済宗建長寺派林香寺住職となる。現在寺務の傍ら都内及び横浜市内のクリニック等で精神科診療にあたっている。うつ病、不安障害、PTSD、睡眠障害、依存症などに対し、薬物療法や従来の精神療法と並び、禅やマインドフルネスの実践による心理療法を積極的に導入している。またビジネスパーソン、医療従事者、学校教員、子育て世代、シニア世代などを対象に幅広く講演活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆいきち
50
自分を客観的に見ること、ストレスは無くならないこと、自分を主人公と思うこと、自分をいたわって深呼吸すること…。どうでもいいことで悩んで悔しくて眠れなくなった時もあったけど、この本に書いてあることを実践すれば、少しは楽になる気がする。大事なのは、ストレスが無くなることは無い、それを管理するのは自分の気持ち次第だということ。再読して、ストレス管理を習慣化してしまいたい。2020/04/15
vinlandmbit
25
古本屋で購入。今一度ストレスとの向き合い方を学ぶ上で気づきある一冊でした。2022/02/27
seki
18
ビジネスマンが抱えているストレスへの心の持ち方を説いた本。アドラー心理学を知っている人には目新しい内容はないが、わかりやすく書いてある。また、筆者は精神科医で、臨床での体験も交えているので、内容には説得力がある。良書。2019/11/16
めかぶこんぶ
16
マインドフルネスをベースに、具体的なストレス対処法、考え方などの方法を網羅的に解説。あまりマインドフルネスや瞑想には踏み込まずに、メンタル不調の気づき方や、メンタル不調に気付いたときの対処といった具体的な事例や方法論に焦点が当てられている。即効性のある方法というよりは、ストレス対処のための指針的なものが多いので、意識して生活することで、長い目で見てストレス耐性が高くなるというイメージ。ストレスやメンタルヘルスは自分には関係ない、と思っている人にこそ有用かと思う。知識として持っておいて損はないはず。2020/05/17
Ayakankoku
16
目新しさは、あまりなかった。そう考えると、私自身は上手くストレスと付き合っているのかもしれない。何よりもストレスが溜まった時に話せる同僚がいるのがありがたい。2019/10/29