出版社内容情報
健康寿命は約75歳と言われている。75歳以降も元気でいられる人は、たいていよく歩いている。歩くのは最大の運動。歩くから筋肉がつくし、よく食べられる。血管もじょうぶになる。脳にも刺激がいく…。とはいえ、高齢者には持病があったり膝や腰が悪かったりで、歩くのが億劫、つらい人も多い。健康のためのウォーキングというと、「早足で毎日6000歩」などとされるが、体が悪い人にとってはハードルが高い。そこで、リハビリの現場から、体が悪い人でもラクに歩けるようになる術を伝授。高齢者にとって、本当に使えるウォーキング本。
安保雅博[アボマサヒロ]
著・文・その他
中山恭秀[ナカヤマヤスヒデ]
著・文・その他
内容説明
寝たきり原因トップ3の脳卒中・認知症・骨折予防は「軽度の運動」が特効薬!500歩で3000歩の効果がある究極の歩き方。
目次
第1章 寝たきり原因トップ3はこう防ぐ!(介護を受けずに「ぴんぴんころり」でいきたいが…;寝たきり原因の1位は、実は「脳卒中」 ほか)
第2章 とにかく歩こう、1歩でも(「1歩でも2歩でも多く動く」という発想を;あと1000歩の上積みで寝たきりが遠のく! ほか)
第3章 血管も骨も筋肉も強くなる歩き方(この歩き方なら、500歩で3000歩の効果!;「階段」は体を鍛える大きなチャンス ほか)
第4章 ずっと元気に歩ける体をつくる(「歩く」のが定着したら、「プチ筋トレ」習慣を;「大腿四頭筋」を強くするプチ筋トレ ほか)
第5章 70代で倒れる人、90代でも元気な人(長生きの秘訣は「肉」;ストレスは血管の最大の敵! ほか)
著者等紹介
安保雅博[アボマサヒロ]
リハビリテーション科医/博士(医学)。東京慈恵会医科大学附属病院副院長。リハビリテーション科診療部長。1990年東京慈恵会医科大学卒業。1998年~2000年までスウェーデンのカロリンスカ研究所に留学。2007年よりリハビリテーション医学講座主任教授。2016年、同病院副院長に就任。リハビリテーション治療のパイオニア。脳卒中後遺症が専門。重度麻痺に対する筋肉注射のボツリヌス療法は有名。これまで1万5000回以上の施行を行う。軽度及び中程度の麻痺に対する、反復性経頭蓋磁気刺激療法と集中的リハビリテーションを組み合わせた、治療体系NEUROを世界で初めて施行し、成功。東京都から指定を受けた地域リハビリテーション支援センターとして、地域集会所で出前講座を80回以上開催。多くの高齢者に「寝たきり予防法」を伝えてきた
中山恭秀[ナカヤマヤスヒデ]
理学療法士/博士(リハビリテーション科学)。東京慈恵会医科大学附属病院リハビリテーション科技師長。1992年に東京都立医療技術短期大学卒業。1998年に明治学院大学卒業、2001年に筑波大学大学院リハビリテーションコース修了、2012年に筑波大学大学院人間総合学科研究科学修了。2013年から分院技師長を経て現職。4つある附属病院の統括所属長として、多くの理学療法士や作業療法士等を束ねる。臨床経験27年、あらゆる領域の理学療法を担当。なかでも脳卒中後の片麻痺やパーキンソン病など、「中枢神経系」の問題で生じる歩行障害や動作障害の改善について、三次元動作解析などをもとに研究。また、加齢による運動機能・能力の変化なども研究し報告してきた。臨床業務や後進の指導に奔走すら傍ら、講習会や講演、大学での非常勤講師、連載執筆、所属学会の雑誌編集や論文査読委員、学術大会におけるシンポジストや座長なども積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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