マネジャーのジレンマ―なぜ、デキる人が100%の力を発揮できなくなるのか

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マネジャーのジレンマ―なぜ、デキる人が100%の力を発揮できなくなるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799100516
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0030

内容説明

成果を上げるマネジャーは、どのように判断し、影響力を発揮しているのか?成果を生み出す道しるべとなる考え方、部下指導のヒント。

目次

1章 判断・行動を鈍らせる背景 マネジャーが抱える「ジレンマ」とは(判断軸のジレンマ―「現場」と「組織」で判断軸が違う;優先順位のジレンマ―すべてが優先順位『高』 ほか)
2章 行く手を阻むモノから抜け出す 成果を生み出す判断の“モノサシ”(行く手を阻むワナとは;すべての判断基準を「顧客」に収斂する ほか)
3章 権力構造の中で「影響力」を発揮する 上位層を調略する(組織で成果を生むのは影響力;「政治力」は不可欠 ほか)
4章 部下に「影響力」を発揮する 高みに登らせ、成果へ導く方策(部下に発揮する影響力は3つある;「マネジャー/部下」という相互依存の関係を理解する ほか)

著者等紹介

上村敏彦[カミムラトシヒコ]
プロセスコンサルタント。大学卒業後、年商数百億円規模のIT企業に入社し、プログラマとしてキャリアをスタート。プロジェクトマネジャーとして100名を超えるメンバーを率い、数々のソフトウェア開発プロジェクトを成功に導く。現在は独立し、「マネジャー層が育たない」という経営者の悩みに応えるミドルマネジャー向けの研修や、価値ある技術が収益に直結していない製造業や中小企業を中心に、プロセスコントロールと収益改善の関係性を説くセミナーを実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

13
印象に残った点だけ。・人を育てる、プロセスを改善する視点を常に持つ。・プラスを最大化する時には判断を保留することも必要。・思考を促す5つの質問、どうしたいの?、意図は?、そうしたらどうなると思う?、他にもっといい方法はない?、(第三者に)どう思う?・マネージャーが問いかけるのは、「気づきを促す」、「信頼感を伝える」ため。2018/02/26

しのはら(か)

2
感覚に依存しがちな点をうまく文書化。「管理情報」と「現実情報」の乖離を見る。結果を確認されないならやりすごす。マネジャーの優秀さはジレンマの許容度に比例する。正しさより、より機能するか。組織で成果を生むのは影響力(=人を動かし、やる気にさせ、成果まで導く力)。最終決済者に誰が話をするのか。上司の出番をつくる、実績を宣伝する。自分以外の第三者(懐刀)による口コミ。バッファを持つ。バッファはバッファとして管理する。指摘は一度呑み込む。不意打ちをしない。ロードマップには裏の目的と各プロセスの終了基準を。★★★★2012/02/20

たいそ

2
「マネジャーの優秀さはジレンマの許容度に比例する」→「いかに(シロクロつけない)グレーでいることを許容できるか」。「物事を進めるために必要なのは影響力」。マネジャーが部下に対して発揮すべき影響力は何か。といったことが参考になった。「人は叱られたり、指導されるから変わるのではない。言われたことが腑に落ちて納得するからこそ考え方が変わり、行動が変わる。」2011/12/03

Satoshi Murai

1
マネージャになる前に読みたい。2012/01/30

Kazkun

1
久々にまともな本を読了。確かに経営陣の現場無視の圧力に晒され、現場との板ばさみになるのがマネージャという気もするが、いまどきの多くのマネージャが無力なのかイエスマンなのか、リーダにも似たようなジレンマが発生してる気がしなくもない。「現場」と「組織」で判断軸が違うというのは頷きながら読んでたが、「できるマネージャほど、どっちつかず」なんてのは、なるほどなぁと思わされてしまって、最初に予想していたよりも引き込まれた本だった。来年になっちゃうだろうけど、再読しときたい一冊。2011/11/20

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