なにげにてごわい日本語

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なにげにてごわい日本語

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799100028
  • NDC分類 810
  • Cコード C0030

内容説明

なるほど45連発。助詞の使い分けや敬語表現など、じつはよくわかっていない日本語の仕組みをスッキリ解説。日本語てにをはルール第2弾。

目次

第1章 日本語のしくみを決める「てにをはルール」―文法(どっちがベタベタ?「~を触る/~に触る」―「を」と「に」の違い;どっちがすごい?「イチローに会う/イチローと会う」―「に」は片想い、「と」は両想い? ほか)
第2章 「五感で感じる!」豊かで面白い日本語―音と文字(増水お願い、鯛超悪い?―日本語変換のおもしろさ;毎日いろいろ「今日は何の日?」―数の読み方、語呂合わせ ほか)
第3章 言葉の選び方でニュアンスが変わる絶妙な日本語―語彙(受験のお弁当は「トンカツ」?―験を担ぐ言葉;今日の授業は「お開きにします」?―めでたいときには避ける「忌み言葉」 ほか)
第4章 「やっぱり難しい?」でも「使いこなしたい!」敬語表現―敬語(「電車が参ります」なんで電車に敬語を使う?―聞き手に敬意を表す「丁重語」;「ご連絡してください」と「ご連絡ください」―尊敬語と謙譲語 ほか)
第5章 「意外なルール?」自由で懐の深い日本語―表現(「売りません、買うだけです」ってどんなこと?―「省略のセンス」が問われる日本語;「ほら、ここは徐行だよ」いろいろな「省略命令形」―「命令」にもいろいろな形がある ほか)

著者等紹介

金井勇人[カナイハヤト]
埼玉大学国際交流センター助教。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。日本語文法論

新城直樹[アラシロナオキ]
一橋大学非常勤講師他。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。日本語レトリック論

佐藤有紀[サトウユキ]
埼玉大学非常勤講師他。埼玉大学大学院文化科学研究科博士後期課程単位取得退学。日本語語彙論

熊田道子[クマダミチコ]
早稲田大学非常勤講師他。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。読解教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しかっち

1
読みやすく、わかりやすかったです。 まさにタイトルの通り、何気に使っている言葉を改めて考えてみると、確かに難しいかも。 日本語って共通語にはなりにくいかも。 英語に比べ、感覚やニュアンス寄りなものが多い気がします。 ロールの縛りもゆるいし、外国語の取り入れ方にも節操がないし(だいたい、「ラムネ」と「レモネード」とか2通りって何?)…。 数え上げればきりがないけど、英語とは全然似ていませんね。 日本人がなかなか英語が上達しないのも、なんとなく納得できる気もします。 日本人のリズムが2拍子というのには、目から2011/06/02

takuchan

0
通常、日本語の乱れ!として一刀両断してしまうところを、日本語の自由で懐の深いところに注目し、使い手の心情に注目しているところが本書の特徴。ピンぼけで味を出す「提喩」、省略が別の意味を持つ「換喩」など日本語の味を再発見できる。2014/10/10

ざんすけ

0
日本語って細かく習った記憶がないのよね。でも何となく使っている。それでも用法はわからずとも理解している。それをわかりやすく事例に合わせて解説してあるのが、この本である2011/07/21

くぼぼぼぼぼ

0
てにをはのルールを改めて学ぶために読むことにした書籍。具体例が簡潔で大変わかりやすかった。以外、備忘。 ・「を」→直接的や強制的、「に」→間接的や自主的 ・「と」→双方向、「に」→一方向 ・「が」→既知(すでに知っている)や初登場、「は」→未知(まだ知らない)や2回目以降2021/08/29

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