「近代美術」再考-前衛・モダニズム・近代美術館<br> カンディンスキーと日本の前衛―版画・抽象・音楽

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「近代美術」再考-前衛・モダニズム・近代美術館
カンディンスキーと日本の前衛―版画・抽象・音楽

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  • サイズ B5判/ページ数 328p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798919430
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C3071

内容説明

本書は、カンディンスキーによる「抽象」絵画の創出という、近代美術史上の画期的出来事への道程に、木版画の実践を位置づけた。さらにこの芸術家が掲げる「諸芸術の総合」という理念の展開を、文学から舞台、ロック・ミュージックまで越境して分析する。この試みは、近代日本の前衛的表現におけるカンディンスキーやバウハウスとの連関を掘り起こすものであり、美術館で長く学芸員として活動した著者による、近代美術という〈響き〉の広がりの成果である。

目次

第1部 カンディンスキーの「抽象」から「諸芸術の総合」へ(「青騎士」像―年刊誌『青騎士』の表紙絵について;カンディンスキーの木版画作品(一九〇二年‐一九一〇年)―「抽象」への道
カンディンスキーの詩画集『響き』(一九一三年)について―「抽象」の誕生
「諸芸術の総合化」に向けて―二〇世紀初頭の一動向
ふたたびカンディンスキーをめぐって)
第2部 日本の「前衛」再考―カンディンスキーの受容(青木繁《海の幸》(一九〇四年)再考―その絵画表現の革新性について
萬鐵五郎、村山知義、竹久夢二、そして恩地孝四郎たちのカンディンスキー
日本の「前衛」再考
「日本画」の前衛―「シュパンヌンク」の響き)

著者等紹介

山野英嗣[ヤマノヒデツグ]
1952年大阪市生まれ。2017年和歌山県立近代美術館長となり、2025年3月退職。「日本の前衛Art into Life 1900‐1940」展で、第12回(2000年)倫雅美術奨励賞(美術評論部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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