内容説明
21世紀は新型コロナの感染症が、地球上の人間を分け隔てなく襲う時代を迎えた。コロナ禍の中で学校教育は感染症の強弱によって、オンライン授業と対面授業を繰り返し共存が進められた。学ぶ形態が違っても、人間としての読解力を深め俯瞰的に豊かになることが求められる。これまでと同様に多様な人間と共存し有益な物、モノを作り交換することには変わりない。急伸するデジタル化で学校教育はオンライン授業と対面授業の共存といった新たな時代をむかえたが、それとともに新たな格差の克服が課題である。
目次
第1章 学びは環境と共に変化する
第2章 読解力の定義変更
第3章 新しい学びの可能性を作り出す
第4章 コンピュータに使われる人間よりも使う人間になろう
第5章 読書脳はじっくり考える
第6章 デジタル環境への対策
著者等紹介
福田誠治[フクタセイジ]
1950年岐阜県生まれ。1979年より42年間都留文科大学に勤務。前都留文科大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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