内容説明
本書は、コロナ・パンデミックによる国際社会・国内社会の大局的な変動を論じた総論2編と、世界各国(アメリカ・中国・日本・西欧・中東欧・韓国・北朝鮮・東南アジア・ラテンアメリカ・中東・中央アジア)の個別事例を分析した各論11編から、パンデミックの影響とその対応についての総合的分析を行う。分析から見えてきたのは、権威主義的な体制を有する国の対応の迅速さだ―。揺らぐ今日の国際情勢を冷静に分析した今必読の一冊!
目次
総論1 国際社会への影響―パンデミックと大国間関係
総論2 国内社会のシンギュラリティ―パンデミックとプロパガンダ社会
各論1 パンデミックとアメリカ―「コロナ後」のアメリカと世界
各論2 パンデミックと中国―パンデミックと中国
各論3 パンデミックと日本―日本におけるパンデミック危機対応―「日本モデル」の限界と今後の展望
各論4 パンデミックと西欧―アフター・コロナの西欧政治と国際関係
各論5 パンデミックと中欧・東欧―コロナ後の世界と中・東欧諸国の果たす役割
各論6 パンデミックと韓国―パンデミックと韓国
各論7 パンデミックと北朝鮮―北朝鮮の新型コロナウイルス感染症対策とその展望
各論8 パンデミックと東南アジア―ベトナムのコロナ対策と展望
各論9 パンデミックとラテンアメリカ―ラテンアメリカのコロナ禍
各論10 パンデミックと中東―パンデミックと中東の今後
各論11 パンデミックと中央アジア―中央アジア諸国のパンデミック対応
著者等紹介
川上高司[カワカミタカシ]
1955年生まれ。拓殖大学教授、中央大学法学部兼任講師、NPO法人外交政策センター理事長。大阪大学博士(国際公共政策)
石井貫太郎[イシイカンタロウ]
1961年生まれ。目白大学教授。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了(法学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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