内容説明
1972年のUNESCOの報告書『Learning to be』で、国民国家の枠組みを越え、個の自立・自律を支援する教育のあり方が構想された。しかし、この構想から40年を経た今日もなお、わが国は試験のスコアに偏重した教育が未だ根強い。心理学の知見も交え、教育が現代社会に担う責務を再考した東信堂ブックレット第2弾!
目次
第1章 「ひとなる」と「ウェルビーイング」(人なる;being ほか)
第2章 一人ひとりちがう(人は自ら知ろうとする;義務教育から基礎教育へ、自己教育と生涯学習へ ほか)
第3章 かかわること(社会構成主義;発達の最近接領域と足場掛け ほか)
第4章 かわること(人生を見失うこと;受け身教育のエリートでも ほか)
著者等紹介
福田誠治[フクタセイジ]
1950年岐阜県生まれ。1979年より42年間都留文科大学に勤務。前都留文科大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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