内容説明
本書は「だれのための知識か」という根本的問いを、フェミニズム理論、教育社会学、批判的教育学の展開をふまえて読み解いていく。また「女性学になにができるか」を考える例として、メディアが描くプリンセス像の変容、災害と女性のエンパワメントを取り上げる。性別カテゴリーの枠を超えて、ローカルとグローバルをつなぎ、現代社会の課題をジェンダーの視点から照らし出していこう。
目次
1 ジェンダー平等と女性のエンパワメント
2 フェミニズムで読み解く知識理論
3 批判的教育学とフェミニズム―教育の危機を超える
4 メディアが描く女性像
5 「女性学」を大学で教えるということ
6 災害女性学でひらく市民のエンパワメント
むすび―批判的教育学とフェミニスト教育学をふまえて
著者等紹介
天童睦子[テンドウムツコ]
宮城学院女子大学一般教育部教授。専門は教育社会学、女性学、地域子ども学。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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