内容説明
水道水依存からの脱却に向けたまちづくりのモデル!健康面や経済面において課題を抱える上水道に頼らず、地元地域にある地下水などを飲用水として活用する取り組みが各地で行われている。それら取り組みは、各地域によってバラエティーに富んでいる―。こうした取り組みの7つの事例研究を通し、わが国における「水」利用の新たな境地を切り拓く!
目次
序章 地元の水を飲むとは
1 まちづくりという考え方の誕生
2 うまくて健康な水を育む―北海道上川郡東川町
3 上水道設置を望まない住民たち―熊本県上益城郡嘉島町
4 水の都の誇り―愛媛県西条市
5 湧水利用と使い勝手のよさとは?―沖縄県本島南部
6 震災後のまちづくりの方針転換―富山県黒部市、長崎県島原市、滋賀県高島市
著者等紹介
鳥越皓之[トリゴエヒロユキ]
1944年生まれ。東京教育大学(現筑波大学)大学院文学研究科修了。文学博士(筑波大学)。関西学院大学教授、筑波大学教授、早稲田大学教授を経て、大手前大学学長・早稲田大学名誉教授。専門:社会学、地域政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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