目次
第1章 「とがび」のはじまりと展開―美術の授業時間数の削減、教育現場の現状への怒りを発端に(「とがび」に至る前段階プレとがび―生い立ちから「光の美術館」などへ;美術教館から見たプレとがび―中平式、もうひとつの支流 ほか)
第2章 「とがび」の美術教育―アートのおもしろさを伝える題材とカリキュラム(座談会1 「とがび」とはどんな美術教育だったのか?;Nスパイラル―現代アートの理解を基礎にした115時間 1題材3年間一環美術教育カリキュラム ほか)
第3章 「とがび」とは何だったのか?―生徒と関係者が語るとがび(なぜ、子どもたちに大事な絵画を貸したのですか?;とがびプロジェクトはなぜ地域を巻き込もうとしたのですか? ほか)
第4章 「とがび」のその後へ―とがびから発展したプロジェクトと美術教育の未来(座談会2 「とがび」以降の美術教育はどうしたらいいのか?課題と未来;「とがび」から発展したコトづくりプロジェクト「さくらび」 ほか)
資料編
著者等紹介
茂木一司[モギカズジ]
群馬大学教育学部教授。専門:美術科教育・インクルーシブアート教育論。1956年群馬県生。筑波大学大学院修士課程芸術研究科デザイン専攻修了。九州芸術工科大学大学院博士後期課程芸術工学研究科情報伝達専攻修了。博士(芸術工学)。鹿児島大学教育学部講師・同助教授、群馬大学教育学部准教授を経て、現職。構成教育(Basic Design)、R・シュタイナーの芸術教育から、身体・メディア+学習環境デザイン+アートワークショップ+障害児の表現教育を経て、現在インクルーシブ・アート教育を研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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