学びと成長の講話シリーズ<br> 学習とパーソナリティ―「あの子はおとなしいけど成績はいいんですよね!」をどう見るか

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学びと成長の講話シリーズ
学習とパーソナリティ―「あの子はおとなしいけど成績はいいんですよね!」をどう見るか

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798915234
  • NDC分類 375.1
  • Cコード C3037

目次

第1章 アクティブラーニング型授業における対人関係の弱い生徒学生への対応(「あの子はおとなしいけど成績はいいんですよね!」「おとなしい性格を認めてあげたい」;何のための学校教育か! ほか)
第2章 現場の疑問から学習論を発展させる(基礎知識を「習得」してからでないとアクティブラーニングはできない?;アクティブラーニングは「学力」下位層に向いている? ほか)
第3章 トランジションの観点から見て「仕事」で実際に起こっていること(『活躍する組織人の探究』データの説明;高校から最初の配属先までの評価とその理由 ほか)
第4章 技ありのアクティブラーニング型授業(学習目標(めあて)を提示し続け、振り返りや評価に繋げる
「観」を獲得する学習 ほか)

著者等紹介

溝上慎一[ミゾカミシンイチ]
学校法人桐蔭学園理事長代理、桐蔭学園トランジションセンター所長・教授。1970年1月生まれ。大阪府立茨木高等学校卒業。神戸大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。京都大学博士(教育学)。1996年京都大学高等教育教授システム開発センター助手、2000年同講師、2003年京都大学高等教育研究開発推進センター助教授(のち准教授)。2014年同教授を経て、2018年10月より現職。日本青年心理学会常任理事、大学教育学会理事、『青年心理学研究』編集委員、“Journal of Adolescence”Editorial Board委員、公益財団法人電通育英会大学生調査アドバイザー、学校法人河合塾教育イノベーション本部研究顧問、中央教育審議会臨時委員、大学の外部評価・AP委員、高等学校のSGH/SSH指導委員等。日本青年心理学会学会賞受賞。専門は、心理学(現代青年期、自己・アイデンティティ形成、自己の分権化)と教育学(生徒学生の学びと成長、アクティブラーニング、学校から仕事・社会へのトランジション、キャリア教育等)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きいち

20
このサブタイトル、そしてそれに対しての「それを放置して何のための学校教育か!」の啖呵。いや、黙っていながらドンっと文章や何らかのアウトプットを外にぶつけるパーソナリティならいい、でも、思いを外に出さず不言実行でコツコツとやりきる人の活躍できる場が縮まってしまっていることは確かな事実として自分も見てきた。それをわかって突っ込むのならまだしも、トレーニングのチャンスもあるのに見逃せぬ、その思いに乗せられていきたい。◇あとがき。京大を辞して私学の理事長へ向かう選択。これからも著作追いかけたい。2020/09/07

えぬ

5
パーソナリティ、その子の持っている性質がどう社会に出てから影響していくのか、高校の段階である程度決まってしまうのではないかというデータなどを知り、読んでみた。衝撃。ただ実感とはあっている。2019/08/27

SP_Hitoshi

2
現場で見て見ぬふりしていたところをズバリとついた、というところか。たとえ成績が良くても、主体的な行動、意思決定、コミュニケーション、協力などがうまくできない生徒がいずれ就職活動や社会人生活で立ち行かなくなることは目に見えてわかる。そういった生徒をきたえていくのがこれからの学校の大きな役割になっていくのだろう。2019/05/05

UP

1
溝上先生が自由に研究成果やメッセージを語るシリーズ第二弾。今まで溝上本はほぼ読んできたけれど、年々過激になっていく気がします(笑)でも逆に言えば、発信を続けるほど反発?するような現場からの意見があるということなんだろう。それが今回の副題「あの子はおとなしいけど成績はいいんですよね」に繋がっているんじゃないかな。過激な主張を継続調査やその他文献でフォローしている点が研究者の仕事だとは思う。ただ現場からみれば、巻末の授業実践紹介はなんだか物足りない。あくまで自サイトの詳細な授業紹介に誘導するためなのかも?2018/10/23

あべし

1
今、まさに教育界を席巻している言葉、「アクティブラーニング」。 具体的な実践と交えながら自身の理論を展開しており、分かりやすい内容だった。 個人的に面白かったのは「深い学習」についての話。「学びの認知プロセス」の説明のみではイマイチよくわからなかったのだが、「浅い学習」と「深い学習」を比較して紹介されたとき、脳内で電気が走った。 「なるほど!」と。 「主体的・対話的で深い学び」の授業を提案するのであれば、この「学びの認知プロセス」は知識として持っておくべきだ。これをなくして、「深い」は言えない。2018/10/21

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