内容説明
芭蕉、一茶と並び称される俳人でありながら、一般にはあまり知られていない与謝蕪村の生涯をたどりつつその作品を紹介・解説し、読み進めていくうちにどんどん著者の世界に引き込まれていく好著。
目次
第1章 蕪村の生きた時代と生誕地
第2章 結城時代
第3章 京都での生活
第4章 晩年の蕪村
第5章 作品の鑑賞
第6章 晩年の蕪村句
第7章 蕪村句の理解のために
著者等紹介
寺山千代子[テラヤマチヨコ]
東京都生まれ。国立特殊教育総合研究所(現国立特別支援教育総合研究所)研究員、主任研究官を経て、分室長で退職。植草学園短期大学名誉教授。現在、星槎大学客員教授。日本自閉症スペクトラム学会事務局長。「俳文学東京研究会」会員。詩集で『猿の島から』、神奈川新聞社、1987年(神奈川新聞社、文芸部門、入選)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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