教育と比較の眼

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798914558
  • NDC分類 373.1
  • Cコード C3037

内容説明

中曽根政権期における臨教審設置以降の約30年、度々行われた日本の教育改革の実態は、競争力を成長原理とする新自由主義的な「小さな政府」による、国民の自助努力に強く依存したものであった。そしてグローバルな影響力が増大した今日、その方向性は芯がなくふらつき、日本に「ふさわしい」改革を見失ってしまっている。国際的な動向及び各国の対応などをふまえて日本の教育改革を相対化し、本当に「ふさわしい」教育改革を究明する本書は、行き詰まる日本の教育改革を啓蒙する、まさに渾身の労作である。

目次

第1章 教育の国際的視点
第2章 日本の教育改革のゆくえ
第3章 公教育と価値教育
第4章 国際学力調査のインパクト
第5章 教育の国際化の課題
第6章 学校と生涯学習体系の構築

著者等紹介

江原武一[エハラタケカズ]
1941年生まれ。東京大学教育学部卒業。同大学大学院博士課程単位取得。教育学博士。比較教育学・教育社会学を専攻。東京大学教育学部助手、奈良教育大学教育学部助教授、京都大学大学院教育学研究科教授、立命館大学教育開発推進機構教授を経て、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポレ

8
1980年代からの教育政策をつまびらかにしてくれる好著。端切れはよいかもしれないが実現するあてのないラジカルな教育改革よりも、漸次的な教育改革の着実な推進を支持する立場を著者だが、ともすれば改革を急ぎたがる「小さな政府」の教育政策を安易に否定しない。まずはその目的と方法を中立的に探っていく。その姿勢に好感が持て、著者の言説に信頼感を与えているように思う。以前読んだ『「大学改革」という病』とは正反対と言えるだろう。2018/08/12

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