白老における「アイヌ民族」の変容―イオマンテにみる神官機能の系譜

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白老における「アイヌ民族」の変容―イオマンテにみる神官機能の系譜

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798914503
  • NDC分類 382.11
  • Cコード C3036

内容説明

「アイヌ」とはだれか?―民族アイデンティティと近代化の葛藤。アイヌ民族が、飼い熊を神の世界に送る儀礼―イオマンテ―。近代化に伴う劇的な社会環境の変化は、その儀礼様式に様々な変化をもたらし、それは同時に、個々人の「アイヌ」アイデンティティにも大きな影響を与えた。本書は、明治以降に行われた52件にのぼるイオマンテの史料をたどり、同時代の社会とイオマンテとの関係性を捉えることで、「アイヌ」なるものを創り上げてきた本質へと接近する、挑戦的力作である。

目次

序章
第1章 天覧のイオマンテ(明治14年)―外交のツール
第2章 観光のイオマンテ(昭和7年)―ビジネス戦略
第3章 「最後」のイオマンテ(昭和35年辺り)―蔑視と憧憬のジレンマ
第4章 イオマンテの再生(平成元~6年)―名誉の回復
終章

著者等紹介

西谷内博美[ニシヤウチヒロミ]
民間企業での就業を経て大学院に進学。2001年シカゴ大学人文学研究科修士課程修了。2005年法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了。2012年法政大学大学院政策科学研究科博士後期課程修了。博士(政策科学)。関東の諸大学にて非常勤講師。専門は環境社会学、開発社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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イイジマ

0
アイヌの歴史とは、同化政策や差別に苦しんだ歴史というものが主に知られているけれど、本書を読むと、和人優位の中でアイヌをどのように生かしていくのかという苦難があったことを知ることができた。現在、アイヌの文化は観光の中にあるが、その歴史は昭和初期から始まり、アイヌの方が自ら始めたことであった。「アイヌはいなくなってしまっても、文化や血統のなかに残る」という言葉があったが、その覚悟が少し悲しい。白老町で興る「民族共栄の空間」を機に、再興したらいいな。2018/12/20

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