内容説明
幼児教育への期待は、先進国・途上国を問わず、今や全世界で高まり続けている。開発相次ぐ幼児教育プログラムの比較研究等、国家の将来にも大きくかかわる保育・幼児教育の現在と前途を照射。
目次
第1章 幼児教育:小史
第2章 保育サービスの使用:その課題と政策
第3章 幼児教育への期待:子どもたちは何を経験すべきなのか
第4章 幼児教育の効果:学業達成と生産性
第5章 幼児教育カリキュラムのモデル:プログラムはすべて機能するのか?
第6章 有効なカリキュラム・モデル:選択と活用
第7章 政策提言:幼児期の発達の社会的貢献
著者等紹介
ワイカート,デイヴィッド・P.[ワイカート,デイヴィッドP.] [Weikart,David P.]
1931年生まれ。米国の心理学者。著名な幼児教育プログラムであるハイスコープ・カリキュラムの開発者であり、ハイスコープ財団の設立者でもある。1962年に同僚らとペリー・就学前教育研究を開始し、幼児教育の長期的効果を実証した。また、ハイスコープ・カリキュラム比較研究においては、何が効果的な幼児教育カリキュラムかを明らかにしたことで有名である
浜野隆[ハマノタカシ]
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科教授。東京工業大学、武蔵野大学、広島大学を経て現職。研究分野は、教育社会学、国際教育開発論。アジア、アフリカにおける教育開発・国際教育協力研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 大阪万博1970