- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 教科指導
- > 情報・コンピュータ教育
内容説明
多様なメディアを「批判的」に読み解く能力の育成―今日の情報化社会下、メディア・リテラシー教育は学校教育必須の課題だ。にもかかわらず、未だにわが国では、それはマイナーな動きに止まっている、こうした趨勢の中、メディア・リテラシー教育の理論的背景を明らかにするとともに、学校教育への導入に関する諸問題、カリキュラム編成、授業づくり、学習評価等につき、カナダ・オンタリオ州の事例を基に具体的に紹介・考察した本書は、まさに時宜に叶った研究と言えよう。
目次
第1部 理論(メディア・リテラシー教育とは何か;「批判(的)」(クリティカル)とは何か
メディア・リテラシー教育における学習者の評価方法)
第2部 事例研究(オンタリオ州におけるメディア・リテラシー教育の導入と展開;トロント地区の中等学校における事例研究;「批判的」な思考力を獲得するメディア・リテラシー教育実現に向けて)
著者等紹介
森本洋介[モリモトヨウスケ]
京都大学、博士(教育学)。比較教育学専攻。現、弘前大学教育学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。