内容説明
福祉社会学会、家族社会学会、社会政策学会、保健医療社会学会等々の研究者支援の取り組みを横断的にまとめた、研究者をめざす者および現役研究者のメンテナンス。
目次
第1部 知の見取り図を描く(先行研究に取り組む;論文の完成度を高める文献レビュー;先行研究の収集と整理:仮説検証型計量研究のケース ほか)
第2部 論文を書く(インスピレーションから論文執筆まで;論文の着想;フィールドからの発想:調査すること/されること ほか)
第3部 学会と研究活動(学会とは何か;学会における査読システムの合理性;論文査読の現実 ほか)
著者等紹介
平岡公一[ヒラオカコウイチ]
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授
武川正吾[タケガワショウゴ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授
山田昌弘[ヤマダマサヒロ]
中央大学文学部教授
黒田浩一郎[クロダコウイチロウ]
龍谷大学社会学部教授
須田木綿子[スダユウコ]
東洋大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フェイ
1
本書は研究者がどのように研究を進めていくかを解説するというもの。執筆者は異なる学会に属するが皆社会学関係者のため社会学の話題が多い。ハウツー本ではなく道案内とのことで、マニュアル的なこうしろああしろというわけではなく、各章の執筆者が己のやり方を振り返りながら解説している。 先行研究の入手とその打ち切り方や論文の書き方、学会での発表など、おおよそ研究者としての内容が書かれている。先行研究の考え方などは社会学研究に限らず、文系で報告書をまとめるときなどにも役立つと思われる。2019/02/11
小出享一
0
社会学を学ぶ人には、参考になると思います。2013/07/07
YASU
0
「マンガ道」みたいな書名だがガチで査読論文執筆指南書.とくに社会学系の院生には良書かと.2022/04/08