内容説明
3・11は「失われた20年」に続き、今や日本が存亡の危機に立っていることを明らかにした。国内外の難局にあたり、現在の政界リーダーは、難局に処する力と意志、そして全分野にわたる総合的戦略を持たねばならない。本書は、現状に強い危惧を抱く衆議院議員勤続25年の著者が、「21世紀戦略研究室」に結集した各界有識者とともに立ち上げた、政治、外交、国防、財政、産業、教育等全分野にわたる、かつて見ない日本再生のための包括的政策提言である。
目次
第1編 日本再興へ向けて―日本を根本から立て直さなければ明日はない(リーダー育成のための教育を創る―その基盤の構築と英才教育の復興;選挙制度の再改革;財政再建 ほか)
第2編 「成長の限界」と日本経済を崩壊に導く温暖化政策―「二〇二〇年問題」「二〇五〇年問題」が近づいている(「二〇二〇年問題」「二〇五〇年問題」とは何か;「二〇二〇年問題」「二〇五〇年問題」に対する日本の対応;「二〇二〇年問題」「二〇五〇年問題」―日本は世界の平和と安定にどのように貢献するのか ほか)
第3編 保守政治の目指すところ(真の保守政治とは何か;保守による日本再興の道)
著者等紹介
村上誠一郎[ムラカミセイイチロウ]
昭和27年5月11日生れ。東京大学法学部卒業。愛媛二区選出(9回連続当選)自由民主党衆議院議員。大蔵政務次官、衆議院大蔵常任委員長、初代財務副大臣等を歴任。第二次小泉改造内閣で国務大臣(行政改革・構造改革特区・地域再生担当)・内閣府特命担当大臣(規制改革・産業再生機構担当)として初入閣。主な現職は、衆議院政治倫理審査会会長、自由民主党総務、地域再生戦略調査会会長、税制調査会副会長、海運・造船対策特別委員会委員長、四国ブロック両院議員会会長等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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