内容説明
教育基本法の改定に基づく制度変革は、教員免許更新制の導入はじめ新たな義務を教員に課している。この新自由主義を底流とする行政による要求と、今日教育現場に見る教員のニーズの間に横たわる諸問題・諸矛盾を、教員養成問題と対地域社会問題の2部構成、7論稿により追究。かねてから「教員養成学研究開発センター」及び「生涯学習教育研究センター」を中心に独自の研究を行ってきた弘前大学の執筆陣による労作。
目次
第1部 教員と教員政策(現代教員養成改革下の弘前大学教育学部における教員養成―卒業時アンケート調査にもとづく効果検証の試み;シュタイナーの教員養成論と“芸術による覚醒”;カナダ・オンタリオ州における教員管理政策の変容―政権交代のインパクト)
第2部 教育と地域社会(教育実践研究と地域;平成10年代の学校教育の動向と社会教育行政の変質;子どもたちは学校外で何を学ぶのか―子どもの社会教育について考える;生涯学習を拓く大学での学び)
著者等紹介
大坪正一[オオツボショウイチ]
弘前大学教育学部教育学科教室
平田淳[ヒラタジュン]
弘前大学教育学部教育学科教室
福島裕敏[フクシマヒロトシ]
弘前大学教育学部教育学科教室(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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