内容説明
「学習者中心の教育」の核心をなすアクティブラーニングが、大学4年間の教育の中にどのように組み込まれているのか。全国の経済・経営・商学系の149学部と工学部機械系および電気・電子系112学科を対象に詳細な調査を実施。その調査報告および先進大学の事例と問題提起を含むシンポジウムの全記録を掲載するとともに、法学部および理学部も含めた大学別のアクティブラーニングに関するアンケート結果も収録。今後の大学教育の在り方を提言する。
目次
第1部 河合塾からの「大学のアクティブラーニング」調査報告(河合塾からの「大学のアクティブラーニング」調査報告―4年間を通じた学習者中心のアクティブラーニングについて)
第2部 大学事例報告と質疑応答(室蘭工業大学(工学部情報電子工学系学科)
秋田大学(工学資源学部機械工学科)
質疑応答 ほか)
第3部 アクティブラーニングの豊富化のための問題提起(世界のアクティブラーニングと東京大学KALSの取り組み;アクティブラーニングからの総合的展開―学士課程教育(授業・カリキュラム・質保証・FD)、キャリア教育、学生の学びと成長
シンポジウムを終えて―まとめと提言)