内容説明
難解と言われる「H・P・ラヴクラフト」の作品が親しみやすく、より読みやすくをコンセプトに『超訳LLシリーズ』として生まれ変わりました。「クトゥルー神話」には興味があるけど読みにくくて…という方々にお勧めです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴィオラ
9
ラノベ風かどうか?という話になると、またぞろラノベとは何か?って所に行っちゃいそうだから、そこはスルーしてw とりあえず原作には出てこない女性キャラを投入して、口絵・挿絵を挟み込んで…手法としてはラノベっぽいけど、基本はクトゥルーなので…読みやすいのかな?これw2018/01/30
餅屋
4
超訳ライト2作目にして、やっと表紙がラノベっぽくなりました!彼女は誰?ネタバレですか?原作短編【闇に囁くもの】を「その生物は蟹に似ていた(注:食べられません)」というタイトルにして長編化。女助手を追加して、主人公が学生たちに説明するスタイルでジュブナイル化、質問に対し解説も入るので分かりやすくなっています。裏表紙〈ミ=ゴ〉のイラストは顔が見えないのが残念です。原作に別バージョンがあるという話は知りませんでしたので、なるほど、それ絡みだけでも価値があります。HPLは文章があれなので、こう言う形もありかと。2021/10/01
カマー
3
合い変わらずどこがライトなのかわからないが文体は読みやすい 原作にはないメアリのラストは後味が悪い そこが最高2017/05/19
生ける屍 reading_dead
3
もっとカニを出してほしかった。迫力不足で残念。ユゴスの描写は面白い。薫子のキャラが前巻の小悪魔先生に比べて弱い。面白いのだが、全体的に地味。2015/12/31
Takashi Edamoto
2
いかにもラノベ要素を追加しているように見せかけつつ、ほぼ内容はそのまま、読みやすさは倍以上。 ラブクラフト全集を躊躇している人にお勧めかね。2016/01/11