内容説明
ある冬の夜、“亀裂”の監視員・矢倉兵吉は、地の底から現れた美しいミイラ妖女と遭遇。一方的に下僕とされてしまう。その目的も不明のまま、超古代世界の王国に君臨した女王ミスティは、平吉の迷惑にも構わず、ありとあらゆるトラブルを巻き起こしていく。その目が血光を放ち、朱唇が微笑むとき、邪悪な者たちは、更なる悪の蠱惑に誘われるかのように死の道を辿っていく。そしてついに姿を見せた真の敵―古代魔王ダリスその配下たち。電子ゲームのキャラと化した男、妖刀人、破滅の砂嵐等がミスティを襲う中、アメリカからも最新兵器を身につけた刺客が襲来する。ミスティと彼らが転生した理由は?「魔界都市“新宿”」よ、おのがために死闘する者たちを讃えるのか、それとも呪うのか?
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1982年『魔界都市“新宿”』(朝日ソノラマ)でデビュー。魔界都市ブルース、吸血鬼ハンターDなど多くのシリーズを生み出し、作品ジャンルはSF、本格ホラー、バイオレンス、ファンタジー、伝奇と幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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