目次
1章 変容する朝鮮族の民族教育
2章 華北在留朝鮮人と蘆台模範農村
3章 満洲国から戦後直後の社会を生きた朝鮮族女性たちのライフヒストリー
4章 雲南回族のイスラーム回帰現象とアラビア学校
5章 中華民国期におけるウイグル人の民族アイデンティティ
6章 回族・朝鮮族における民族文化継承と学校教育
7章 アンケート調査―朝鮮族の民族教育と生活実態
8章 アンケート調査―回族の民族教育と生活実態
感想・レビュー
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ぴよりんご
2
主に朝鮮族と回族を教育の面で比較。学校教育で朝鮮語が許された朝鮮族と、アラビア語は宗教言語として禁止された回族。朝鮮族は教育熱心で民族教育にも力を入れてきたが、それが都市への人の移動を促進し、今では東北での民族教育は危機に面している。回族は一方、アラビア教育が流行っている。「信仰でメシが食える」面もあるからだ。しかし、どちらも出稼ぎで留守児童が問題となっている。2017/12/19
guanben
0
「偉大なる中華民族の復興」ってフレーズは、少数民族の皆さんにとってどんな風に聞こえるんでしょう・・・。丹念なフィールドワークによる労作です。2014/05/08
Bon Habler
0
今回の中国一帯一路のISIS過激化にこの回族が絡んでいる・・南シナ海にミサイルを打ったのも全部回族の場所。気になる本。2020/09/25
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