出版社内容情報
内容紹介
『カーネギー自伝』
『学問のすすめ』
『7つの習慣』
『ザ・シークレット』
『思考は現実化する』
『夜と霧』
『人を動かす』
『フロー体験』……
自己啓発本を「文学」として読むと見えてくる、豊饒な世界。
あらゆる自己啓発本が追い求めてきたたったひとつの「答え」とは?
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Q あなたは「自己啓発本」を読んだことがありますか?
A まだ読んだことがない
→人生を切り拓くための武器になってくれるはずです。
A 出世狙いの「下世話」な本だ
→実は、古来の知恵や最先端の知見に基づくものも沢山あります。
A 人生の成功のため、よく読んでいる
→自己啓発の本質を知れば、「悪い本」にだまされなくなります。
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内容説明
自己啓発本を「文学」として読むと見えてくる豊饒な世界。
目次
1 自己啓発本とは何か
2 「自助努力系自己啓発本」の系譜
3 「引き寄せ系JKB」の登場
4 引き寄せの実践
5 人間関係をめぐる自己啓発本
6 女子のための自己啓発本
7 愛するとは許すこと―めくるめく「ACIM」の宇宙観
8 来世があると考えると、勇気が湧いてくる!?
9 「今、ここ」を生きる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
17
いわゆる自己啓発本について、大まかな内容と種類、成り立ちなどを分かりやすく解説したもの。自己啓発本が売れるのはアメリカと日本だけ、というのは驚きの事実だった。どうしてそうなるのか、という歴史も面白かった。また、自己啓発の神髄は、とてもシンプルで三行で終わること、という結論も納得できるものでした。自己啓発本をちゃんと読んだことが無いひとほど、ちょっと読んでみたらよいのでは。2023/08/03
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
15
またしてもタイトルを勝手に脳内変換してしまっていた、「14歳にもわかる自己啓発」と。14歳の意味するところは手にとって確認していただくとして。今や胡散臭さ感しかない「自己啓発本」をJKBと軽やかに手のひらで転がすところから始まったと思ったら、後半は生きるとは何か、幸せとは何かという、人が求めてやまないものの正体に辿り着かされました。個人的にはACIMに触れられていたのが衝撃で、見失っていた自分を見つめ直す機会となりました。2025/05/22
Shun'ichiro AKIKUSA
4
この本は科研費をつかわなくても選書や新書で出せたのでは。2023/04/06
Hikari Sakai
3
★★★★★ 過去の自己啓発本をわかりやすく分類しつつ、共通点を見事に表現している素晴らしい書籍なので大人も必読です!伝え方は違えど、どの本も「世界を変えることはできないが自分を変えることはできる。自分が変われば世界が変わる」と「今ここを生きる」に辿り着くらしい。2025/01/13
skr-shower
2
自己啓発本は同じ事言ってると思います。読まなくても良かったかな、それとも14歳よりひねてるせいでしょうか。2023/05/26