東京大学 教養のフロンティア講義<br> 私たちは世界の「悪」にどう立ち向かうか―東京大学教養のフロンティア講座

個数:

東京大学 教養のフロンティア講義
私たちは世界の「悪」にどう立ち向かうか―東京大学教養のフロンティア講座

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798701868
  • NDC分類 041
  • Cコード C0010

内容説明

戦争、原子力、感染症、ポストトゥルース、差別。人類の知は、不可避的に悪へと転じる。だが、そこにこそ善への希望がある。善悪二元論を超えて複雑な現実に対峙するために―新たな社会的想像力を育む12講。

目次

悪をめぐる三つのパラドックス
真実の終わり?―21世紀の現代思想史のために
人種・民族についての悪い理論
近代日本哲学の光と影
私たちの魔法“無感覚”―竹内好を手掛かりとして
清末中国のある思想家の憂鬱―章炳麟の「進化論」批判
儒学から考える「悪」―香港そして被災地
民主主義という悪の閾―「他者なき民主主義」とそのディレンマ
地球上の生命と人類は30年後にどうなっているか
未来社会2050―学問を問う
知識史からみた学問の「悪」
たたかう「文」の共同体に向けて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

東雲

7
東京大学で行われた様々な分野の専門家によるオムニバス講義。悪に立ち向かうためにはまず悪を定義しなければならない。だが世界を善悪二元論で捉えることはできない。性善説における性は人間の本質(essence)性悪説における性は人間の本性(nature)であり、両立が可能であったりする。ハンナ・アーレントの「凡庸な悪」=思考や判断を停止し外的規範に盲従した結果、人種と民族の混同、政治においては意図的に専門化され民衆が無関心になる状態であったり、何を以って悪の状態になっているか、注意深く考え続けなければならない。2023/06/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20366146
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。