出版社内容情報
「背景の描き方」最強の技法書
「背景を描くのにこういう理論があったのか……」
「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」の最新バージョンを使って、最高の背景を描きましょう!
この本は世の中によく存在する部屋の一室を描く本です。その部屋の中にはたくさんの家具が存在しています。すべての家具には「光」と「カゲ」があり、視点によって生まれる「パース」から「角度」ができ、家具が醸し出す特有の「暖かみ」があります。それらを理解して描くことによって、いつも描いている背景が格段にレベルアップします。
本書は漫画塾『アシスタント背景美塾MAEDAX 派』にて行われた、デジタル漫画背景講座『デジタル美塾』の講座を、同講座を担当していた講師本人により最新版にアップデートして一冊に纏めました。
クリスタ初心者向けた操作方法、設定、ブラシの使用方法から始まり、パースをとるための定規機能を細かく解説。部屋全体を描きながら、家具一つ一つの形の取り方。円卓を描くためにも必要な楕円を描くコツなど、実際の作業の流れと合わせ説明してまいります。そしてデジタル感特有の鋭さを消す方法、特殊効果で演出力をアップさせる技など、とにかく丁寧に説明をした最強のデジタル背景技法書です。
ここにはCLIP STUDIO PAINTで漫画の背景を描くためのコツが詰まっています。
内容説明
デジ絵初心者から学べる背景の描き方本!“思い通りにキャラクターを描けるようになったけれど、背景は大の苦手…”そんなクリエーターにこそ読んで欲しい1冊!本書においては、プロの現場で背景の描き方のノウハウを培ってきた講師が、その真髄を実践形式でレクチャーします。専用の教材データをダウンロードし、それらを活用しながら背景を実際に描くことで、背景の描き方が自然と身についていきます。本書は、プロ志向の背景教室である『アシスタント背景美塾』で用いられてきた教本をベースに、その著者自らが新規書き下ろししたものです。新規書き下ろしするにあたっては“初心者にもわかりやすい!”を新たなテーマとし、プロ志向の本格的な描き方を、初心者が読んでも理解できる技法書として生まれ変わりました。本書を開いて、基礎から実践的な技術まで、背景にまつわるノウハウを習得してください。
目次
1章 描いていく前の準備(デジタルでイラストを描くための機材;機材によって変わるインターフェース(画面情報) ほか)
2章 とりえあえず慣れてみよう!(トレースしながら慣れてみよう;トレースするための準備(レイヤーの調整) ほか)
3章 トーンで演出しよう(トーンの基礎;トーンを使う準備 ほか)
4章 ペン入れ実践(教材ファイルを開く;背景を描く前に ほか)
5章 仕上げ実践(トーンを貼るための準備;ベタを入れてメリハリを ほか)
著者等紹介
石川洋平[イシカワヨウヘイ]
宮城県仙台市出身。漫画アシスタント現場の経験を経て、漫画の背景塾「アシスタント背景美塾」に9年在籍し、講師などを務めた。現在は独立し、漫画を一つのコミュニケーションツールとして考え、地域に密着した子供から大人も通える漫画教室「さいたまんがひろば」を運営する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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