出版社内容情報
世界の呪物70点以上を収録!!
今年で3回目を迎える人気イベント「祝祭の呪物展」。国内外のさまざまな文化や風習、人々の祈りが具現化した呪物の数々を実際に見ることができるということで、毎回、多くの来場者がその不思議な魅力のトリコとなっています。
本書「祝祭の呪物大図鑑」はそんな呪物を集めた写真集です。2022年開催の「祝祭の呪物展」および2023年開催の「祝祭の呪物展2」で会場をにぎわせた呪物に加え、今年公開の新規呪物の一部も加えた70点以上を収録。詳細な解説とともに呪物の世界をお楽しみいただけます。
内容説明
2022年開催の「祝祭の呪物展」および2023年開催の「祝祭の呪物展2」で会場をにぎわせた呪物に加え、新規呪物も収録。さらに詳細な解説とともに、恐ろしいだけじゃない呪物の世界をお楽しみいただけます。
目次
水月
おばあちゃんのデスマスク
クマントーン
ちょっと成長したクマントーン
インドネシアの呪術本
猫の置物
チャーミー
ヨルバのエグングン像
呪術師のメリケンサック
オラクル
百年前の呪い釘
歩く日本人形
首刈り族の枕
呪いのマリア像
カパーラ
タイのカパーラ
ネパールのカパーラ
覗くと死ぬ鏡
白い神
ブードゥーキリスト像〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
17
『祝祭の呪物展』で購入。呪物を知ることは文化を知ること。呪物は「超常の力が宿るとされる物」を意味し、伝統的呪具や信仰の像も含む。その国では御利益のある物なのに、私には呪う物に見えるから不思議だ。一見すると悍ましくても説明を読むと尊く見えてきたり、もっと恐ろしく思えたりして知れば知るほど楽しい。これからどんどん学んでいくぞ。東北にある厩猿信仰は馬が病気にならないように猿を使って祈願する。そこから日光の三猿が神厩舎に描かれていることに繋がったのは衝撃だった。釘人形と坊ちゃんが無性に恐い。生で見たい。2024/07/24