出版社内容情報
ここは、せんねん町の、まんねん小学校。このさい、はっきりいうけれど、じつはこの小学校には、こんな部屋も、あるんですよ……。
最近、町のポストの口がふさがれる事件がおきているらしい。肉屋のおばちゃんは犯人を見たという。なんとそれは、ダンボールのロボット! でも、おばちゃんのいうことを、誰も信じてくれない。防災室のなかまたちは、コロッケのお礼をもらう約束で、おばちゃんが正しいことを証明することに。はたして、うまく調べられる? そして、ほんとうの犯人はだれ?
内容説明
ここは、まんねん小学校の防災室。さいがいがあったときのために、いろんな防災グッズがいます。ラジオたちがはがきに絵をかいています。なんでも、絵手紙コンクールに出すそうです。ほかのみんなもやりたいといいだし、ゆうびんきょくに出かけますが…。小学初級から。
著者等紹介
村上しいこ[ムラカミシイコ]
三重県生まれ。『うたうとは小さないのちひろいあげ』で第53回野間児童文芸賞受賞
田中六大[タナカロクダイ]
1980年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
5
「日曜日」シリーズ。今度は防災室の仲間が大活躍。このシリーズの好きなところは、ぶっちゃけ=本音でみんながぶつかるところ。当然けんかもするけれど、言うだけ言ったら後腐れなしの関係が好き。郵便局のポストへの嫌がらせ事件の裏にあったもの。犯人は最初から見られていたのに、本腰を入れて捜査しなかったことを、防災室の面々がひっくり返す。してはいけないことはしてはいけない。でも、そこから一歩踏み出せるように、励ましたり反省を促したり、そこが温かくていいですねぇ。2023/07/13
moco
1
【6歳3か月】図書館新着棚より。お気に入りの防災キャラはおでんかんちゃんとマスクちゃん。まつげがあると女の子なのね。2023/07/13
さっちゃん
0
一人読み 小22024/01/26