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出版社内容情報
不遇な門番=実は伝説級の魔術王!!
「ロイル――あなたの魔力、9999って凄すぎない!?」
身体は大きいのに戦う才能がないと言われ15年間も孤独に門番をやらされていた青年ロイル。誰とも会話せずコミュ力もない彼にできたのは自分が主?公の冒険物語を空想することだけだった。
やがて門番をリストラされたロイルは殴り系聖女ディズに誘われ冒険に出るが、実はロイルが15年間の空想で膨大な魔力を練り上げた、伝説級の魔術王であることがディズの助けで判明し!?
コミュ力なし、魔力最強の男が手加減なしに無双する爽快物語!
内容説明
「ロイル―あなたの魔力、9999って凄すぎない!?」体は大きいのに戦う才能がないと言われ15年間も孤独に門番をやらされていた青年ロイル。誰とも会話せずコミュ力もない彼にできたのは自分が主人公の冒険物語を空想することだけだった。やがて門番をリストラされたロイルは殴り系聖女ディズに誘われ冒険に出るが、実はロイルが15年間の空想で膨大な魔力を練り上げた、伝説級の魔術王であることがディズの助けで判明し!?コミュ力なし、魔力最強の男が手加減なしに無双する爽快物語!
著者等紹介
まさキチ[マサキチ]
「小説家になろう」にて連載中の「勇者パーティを追放された精霊術士」でHJ小説大賞2021前期「小説家になろう」部門を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
身体は大きいのに武器をうまく扱えず、15年間も孤独に門番をやらされていた青年ロイル。門番をリストラされた彼がその間の空想で膨大な魔力を練り上げていたことに気づくファンタジー。魔道具推進でリストラされ冒険者を目指して旅に出たロイルが、殴り系聖女ディズに誘われパーティーを組むことになり、自分が膨大な魔力を持ち空想上の魔法を使えることに気づく展開で、彼の実力を知って弟子に志願したサンディもパーティーに加えて、自身も制御は手探り状態で無双しながら成長していくロイルという構図が、この作品の肝なのかもしれないですね。2024/03/29
わたー
23
★★★★☆HJ文庫公式レビュワープログラム。正直、序盤は、所々挿入される主人公の妄想によってテンポが悪くなってることや共感性羞恥が刺激されたことで微妙だったのだが、相棒ポジである元聖女のヒロインがぐう有能でいい性格しているせいで、だんだんと面白く感じさせてくれた。ガタイの良さを見込まれ騎士団に入団するも、武器も騎乗もてんでダメだったことから、閑職の門番として15年間勤めていた主人公。経費削減のリストラによって門番をクビになった彼が、心機一転、冒険者となるべく別の街へ旅立つことから始まる物語。2024/03/25
真白優樹
16
武器を扱う腕前がなく十五年間門番をさせられた後に首になった男が、冒険者になったら妄想の中で磨いてきた魔力が覚醒し始まる物語。―――妄想が力になる時、奇跡が具現化する。 あまりにも喋らな過ぎてコミュ障、しかし魔力だけは最強。そんな一種の爽快感がある物語であり、強めの妄想を乗り切れば面白さが待っている、かもしれぬ物語である。始まったばかりの冒険者生活、目覚めたばかりの魔法は未知の可能性。妙な黒幕にも目を付けられ始める中、男は仲間達とと共にどこまで突き進んでいけるのか。 次巻も勿論楽しみである。2024/04/01
ジャム
11
うーん、この作品は自分には合わなかったなぁ。 まず、キャラ作りが甘いきがする。特に、敵に捕まったときのロイルが饒舌で、煽りながらベラベラ喋ってるのがすごく違和感。最初喋ったら喉が痛くなったりするレベルだったのに。他にも気なる点があった。 また、所々は入るロイルの妄想がちょっと痛いし、テンポが悪い。 ただ、武具を扱う能力と魔術を使う能力が反比例するって言う設定は面白いなと思った。 #レビュアープログラム2024/04/06
久利大也
5
15年間妄想し続けた“なろう小説”的無双魔法が、いつのまにか現実に使えるようになっていた⁉︎ 所謂俺ツエー的展開に憧れてその通り無双もするんだけど、主人公の一番の頑張りはコミュ力なんですよね。ヒロインに教わりながら愚直に学んで成長してくの良かったです2024/04/02