出版社内容情報
「イラストでまなぶ!用兵思想入門」シリーズ、待望の続刊!!
「イラストでまなぶ! 用兵思想入門」シリーズの続刊となる「編制編」では、第二次世界大戦頃から現代までの主要国の陸軍を中心として、軍事行動の基本単位となっている部隊の「編制」と、その根底にある用兵上の原理原則、編制とセットになっている用兵思想などを、イラストを活用して分かりやすく解説していきます。
内容説明
戦う軍隊はどのように組織されるのか。「編制」から軍隊の組織と用兵思想を読み解く。もっとも基本的な編制単位といえる「師団」の起源から「3単位師団」や「4単位師団」といった編制の基礎知識、現代のアメリカ軍やロシア軍の編制まで解説。
目次
第1講 諸兵種連合部隊と師団という基本単位(編制の基礎知識;師団という諸兵種連合部隊;師団の基本的な編成;師団の基本的な運用;第1講まとめ)
第2講 機甲師団への道のり(戦車による歩兵部隊の支援;戦車部隊を主力とする諸兵種連合部隊の登場;快速の戦車部隊を主力とする装甲師団の登場;装甲師団の編制・装備の改善と戦闘団の編成;第2講まとめ)
第3講 コンバット・コマンドという革新(コンバット・コマンドへの道;コンバット・コマンドを導入した機甲師団;第3講まとめ)
第4講 用兵思想を反映した部隊編制の変化―戦後のアメリカ軍(大量報復戦略とペントミック師団;柔軟反応戦略とROAD師団;エアランド・バトルと師団;トランスフォーメーションと旅団戦闘団;マルチドメイン・オペレーションズとMDTF;第4講まとめ)
第5講 用兵思想を反映した部隊編制の変化―戦後のソ連軍/ロシア軍(第二次世界大戦末期の部隊編制と運用;軍の規模縮小から師団編制の規模拡大へ;核戦争を考慮した師団編制の規模縮小;通常戦争を考慮した改編と装備の近代化;ソ連の崩壊とロシア軍の再建;第5講まとめ)
感想・レビュー
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頭飴