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出版社内容情報
運命が分岐する選択肢、その先にあるのは――
超越者のルールを覆す手掛かりを求め、ソラと共に旅立ったリオ。
彼が最初に目指したのは聖女エリカが召喚された場所だった。
聖女の足跡を辿る中、リオは勇者の力について考察を深めていく。
一方、ガルアーク王国城に集った四人の勇者たちの中で千堂貴久だけが自己鍛錬の機会も断り、孤立の道を進んでいた。
そんな貴久の関心事項はただ一つ――綾瀬美春との関係修復のみ。
「亜紀は……いいよな。もう美春に許してもらっているんだから」
少女に恋焦がれた少年の行動は、やがて世界すらも歪め始める!!
内容説明
超越者のルールを覆す手掛かりを求め、ソラと共に旅立ったリオ。彼が最初に目指したのは聖女エリカが召喚された場所だった。聖女の足跡を辿る中、リオは勇者の力について考察を深めていく。一方、ガルアーク王国城に集った四人の勇者たちの中で千堂貴久だけが自己鍛錬の機会も断り、孤立の道を進んでいた。そんな貴久の関心事項はただ一つ―綾瀬美春との関係修復のみ。「亜紀は…いいよな。もう美春に許してもらっているんだから」少女に恋焦がれた少年の行動は、やがて世界すらも歪め始める!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
超越者のルールを覆す手掛かりを求め、ソラと共に旅立ったリオ。一方、ガルアーク王国城に集った四人の勇者たちの中で千堂貴久だけが孤立の道を進んでゆく第二十三弾。聖女の足跡を辿る中、勇者の力について考察を深めていくリオが出会ったもの。人質にされそうな両親を救いに向かったセリア、そして自己鍛錬の機会も断り、諦めきれない綾瀬美春との関係修復が望めなくなった貴久の絶望。あがけばあがくほどドツボにハマって力の差もつき、居場所もなくなってゆく悪循環でしたけど、しかしこれはどうなっちゃうんでしょう。リオの方も気になります。2023/01/31
オセロ
21
リオが超越者になったことで物語が進まないのは仕方ないとして、その代わりにセリア先生の活躍が多かったのは良かった。 その一方で、勇者達がそれぞれの国の立ち位置を決める中、いつまでも美春に執着している貴久、はっきり言って気持ち悪い。しかも言い訳がストーカーのそれ。勇者として以前に人として終わってる。最後はお手本のような闇落ち。退場しないかな…2023/02/07
オセロ
16
新刊のあらすじと冒頭を読んでもピンとこなかったので再読。2023/08/01
みどり
11
リオの冒険?がほぼない。 もともとタカヒサ様が嫌いでたまらないのに、1冊まるっと、「今時の若い子って、こんな感じだよね~」というタカヒサのグダグダな話が続く。 確かに気にはなっていたけれどここまで引っ張らなくても良いのでは?と思った。 それよりも、リオのことみんなが思い出してくれる結末がいまだ見えないのが残念。2023/02/04
サンゴ
11
不穏な終わり方ですね2023/02/01