18世紀のドレスメイキング―手縫いで作る貴婦人の衣装

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18世紀のドレスメイキング―手縫いで作る貴婦人の衣装

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  • サイズ B5判/ページ数 239p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784798627366
  • NDC分類 593.36
  • Cコード C2371

出版社内容情報

ドレス好きはもちろんマンガやイラストの資料、コスプレのアイデア、ドール衣装の参考など、さまざまに活用していただける一冊。18世紀にヨーロッパで流行した4つのドレスが自分で作れます。

 流行の変遷に合わせて、「イングリッシュガウン」「サックガウン」「イタリアンガウン」「ラウンドガウン」と、順を追って紹介。どのドレスも、メインとなるペチコート&ガウンの組み合わせから、スカーフ・エプロン・ミット・帽子などの小物まで、一連のプロジェクトとしてトータルで制作手順を紹介しています。
 著者は、歴史衣装と靴の制作販売会社として海外で人気のある「American Duchess社」の創始者であり、当時の実在したドレスを深く研究しています。本書の中にも、流行の変遷が分かる資料をふんだんに盛り込んでおり、読むだけでも当時の衣装についての知識が深まる内容になっています。

<コンテンツ一覧>
第1章 歴史的なステッチの名前と縫い方
第2章 イングリッシュガウン(基本のドレス)
ペチコートとガウン、胸当て、エプロン、スカーフ、ミット など
第3章 サックガウン(背面プリーツが特徴の豪華なドレス)
    スカートを横に広げるフープ、ペチコートと背面プリーツつきガウン など
第4章 イタリアンガウン(詰め物が特徴の、プリントコットンのドレス)
    スカートを後ろに広げるクッション付きパニエ、ガウン、キャップ など
第5章 ラウンドガウン(ギリシャや東洋の影響がみられるナチュラルガウン)
    背中パッド付きアンダーペチコート 長い裾のレーンスカート など

内容説明

本書は、18世紀を代表する4つのシルエット―「イングリッシュ・ガウン」「サック・ガウン」「イタリアン・ガウン」「ラウンド・ガウン」の作り方を、当時のドレスメーカーたちが用いていたのと同じ“手縫い”で学ぶことができます。下着は、スカートを大きく見せるフープ付きやクッション付きなどを紹介。その上に着るペチコート、スカートと一体になったガウン、ストマッカーと呼ばれる胸当てなど、歴史的なドレス一式を時代ごとに制作します。さらには、フリル付きエプロンや大きな羽のついた帽子など、全体のコーディネートに欠かせないアクセサリーも紹介します。一連の作品をそろえて当時のスタイルを完成させてもいいですし、ひとつに挑戦してファッションに取り入れるだけでも、歴史を感じることができます。各ドレスにまつわる貴重な資料写真を掲載しながら、当時のスタイルの特徴についても解説します。そして、多くの手順写真とともに歴史的ドレスを再現。謎が多かった18世紀のドレスの仕組みも明らかになっていきます。

目次

第1章 ヒストリカル・ステッチの名称と縫い方(なみ縫い;返し縫い ほか)
第2章 1740年代 イングリッシュ・ガウン(私たちが選んだイングリッシュ・ガウン;ウールってすばらしい ほか)
第3章 1760~1770年代 サック・ガウン(私たちが選んだサック・ガウン;ああ、なんてすてきなシルク! ほか)
第4章 1770~1790年代 イタリアン・ガウン(ここで紹介するイタリアン・ガウン;プリント・コットンを使うときに気をつけること ほか)
第5章 1790年代 ラウンド・ガウン(ここで紹介するラウンド・ガウン;リネンを好きになる ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

68
18世紀のドレスの作り方を紹介する本。ロココ調のイングリッシュ・ガウンからエンパイア・ドレスの先駆けとなるラウンド・ガウンまで時代順に4つのドレスの作り方が教示されます。裁縫しない者でも作り方や着付けを知ることで開陳されるドレスの美しいラインの秘密にわくわくすること必至。またガウン、スカート、ストマッカー(胸当て)といったパーツに分かれていたドレスが、イタリアン・ガウンではストマッカーがなくなり、ラウンド・ドレスでワンピース型になる流れ等にも興味が尽きません。ドレスの秘密の一端を味わえる楽しい一冊でした。2022/07/25

彩菜

37
ドレスはお好きですか? ドレス好きが嵩じて作り始めてしまったという著者のお二人が、18世紀に流行したドレスを時代の変遷に従って4枚、まず作り方を説明し続いて素敵な着こなし方を紹介してくれます。型紙付で実際作る事も出来るようですが難易度は高いかも笑。私は彼女達と一緒に作っている気持ちになって気楽に楽しみました。時代に合った布の選び方・シルエット・飾り方の注意点やポイント…彼女達の情熱溢れる説明は面白く、分かり易く、読み終わる頃にはドレスの基本の構造と、ドレスに反映される時代の気分を勉強できている筈ですよ!2022/07/18

陸抗

27
手縫いでドレス。作る予定はこれっぽっちもないけど、ドレスの下のペチコートの仕組みや、作り方、当時の歴史を垣間見れるのは楽しい。あちこちピンで止めたままなので、動くのも一苦労しそうだし、慣れないと刺さらないか心配しちゃいそう。2022/05/14

るるぴん

4
布地の使い方から始まり、作り方が詳細に写真つきで説明されているのが良い!縫うのも仕立てるのも着るのもなかなか大変そう。人形のドレスくらいならいけるか?!リボン飾りの凝った帽子の下地の正体は麦わら帽!要らない帽子でチャレンジ出来るか?!ドレスの分解された形が判ったので絵画とか見るときにデザイン的な部分も見れて楽しめそう!2023/01/22

ユウティ

4
すごい。一体どれだけの生地を使うんだろう。手縫いなのに機械より正確なんじゃなかろうかみたいな本もあるけれど、これは素朴な感じでそこまで完璧縫いを求められていない風なところが好き。デザインも現代っぽいオシャレアレンジをしない昔のままのようなので、リアルを追求したい方にはとっても良いと思う。2022/05/16

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