出版社内容情報
全2巻
内容説明
腰から下のない病人の列があるいてゐる、ふらりふらりと歩いてゐる。蕪村や子規からキュビスム・辻潤まで、多様な視角から核心に迫る生きた詩人論。
目次
中野重治著『室生犀星』をめぐって
詩における自然観の問題
キートンと萩原朔太郎
萩原と西脇
芥川の死と漱石の『行人』
日夏耿之介の『明治大正詩史』
暮鳥のキュビスムと朔太郎
蒲原有明にさかのぼって
白秋と朔太郎
泡鳴・富永・河上徹太郎〔ほか〕
著者等紹介
飯島耕一[イイジマコウイチ]
1930年岡山に生まれる。1952年東京大学文学部仏文科卒業。国学院大学教授を経て、2000年3月まで明治大学教授
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