萩原朔太郎〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622070795
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C1095

出版社内容情報


全2巻

内容説明

腰から下のない病人の列があるいてゐる、ふらりふらりと歩いてゐる。蕪村や子規からキュビスム・辻潤まで、多様な視角から核心に迫る生きた詩人論。

目次

中野重治著『室生犀星』をめぐって
詩における自然観の問題
キートンと萩原朔太郎
萩原と西脇
芥川の死と漱石の『行人』
日夏耿之介の『明治大正詩史』
暮鳥のキュビスムと朔太郎
蒲原有明にさかのぼって
白秋と朔太郎
泡鳴・富永・河上徹太郎〔ほか〕

著者等紹介

飯島耕一[イイジマコウイチ]
1930年岡山に生まれる。1952年東京大学文学部仏文科卒業。国学院大学教授を経て、2000年3月まで明治大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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午後

2
萩原朔太郎その人というよりはその周りの人たち、朔太郎の来る前にはどのような人々がいて、朔太郎の周りにはどのような人々が集まっていたのか、あるいは朔太郎の詩に対する評価、その様々な立場をざっと見渡せるのが有り難い。もはや過小評価され過ぎている感のある白秋の立場を、ブルトンらに対するアポリネールのようなものとして擁護するくだりが良かった。2019/07/17

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