ＨＪ文庫 最弱無能が玉座へ至る〈１〉人間社会の落ちこぼれ、亜人の眷属になって成り上がる

坂石 遊作【著】

ホビージャパン（2020/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 331p／高さ 15cm
• 商品コード 9784798622651
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

亜人の眷属となった時、無能だった少年は世界の頂点へと駆け上る!!

人間が多彩な異能を持ち、様々な種族と共存する世界で、無能力のために落ちこぼれ扱いされていた少年ケイル。ある時、吸血鬼の眷属になったことで、ケイルは最強の異能に目覚める!!
その力とは、どんな亜人の特性にも適応し、眷属の身でありながら主以上の力を発揮するという「最強の眷属」になる能力だった!!
突如注目され始めたケイルに各種族がアプローチを開始して――
「貴方はあらゆる種族の王になる可能性を秘めている」
最弱無能が最強へと変貌する学園異能ファンタジー、開幕!!

内容説明

人間が多彩な異能を持ち、様々な種族と共存する世界で、無能力のために落ちこぼれ扱いされていた少年ケイル。ある時、吸血鬼の眷属になったことで、ケイルは最強の異能に目覚める！！その力とはどんな亜人の特性にも適応し、眷属の身でありながら主以上の力を発揮するという「最強の眷属」になる能力だった！！突如注目され始めたケイルに各種族がアプローチを開始して―「貴方はあらゆる種族の王になる可能性を秘めている」最弱無能が最強へと変貌する学園異能ファンタジー、開幕！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まっさん]

★★★☆ web版既読。個人的に吸血鬼や獣人･エルフなどのいわゆる亜人が数多く登場する作品は基本的に刺さる事が多いのだが、今作もまさにその特徴に当てはまる良作だった。正直展開は最初から最後までThe･王道という流れであり、物語の展開や今巻の黒幕などここまで予想が的中する作品も珍しいという程意外性や斬新さといったものはなかったものの、全体を通して一定以上のクオリティで仕上げられているために読み味が非常に良かった。ただ、(恐らく)今後亜人の美少女に囲まれるハーレム路線に進んでいくであろ中、個人的にイラスト→

2020/10/21

[げんごろう]

人間としては最弱だけど、その能力は規格外で……。 亜人の眷属という設定はあるものの、内容は王道を行く学園バトルファンタジー。 よくある展開だからこその安心感と言いますか、色んな意味で丁度良い塩梅の作品。 今後ハーレム展開になる事必至ですね。 2巻も楽しみです！

2020/08/20

[真白優樹]

人間が様々な異能を持ち他種族と共存する世界で、無能力な少年が吸血鬼の王族の少女と出会い始まる物語。―――王を託され王となり、世界は彼に跪く。　無能力なれど決して曲がる事が無かった少年が王者の力を授けられた事により一時的に王となる、眷属となる事から全てが始まる王道ど真ん中の真っ直ぐに面白いファンタジーである。その目覚めは世界が彼を巡って争いだす合図。果たして、各種族から身を狙われる事になった少年は、果たして次はどの種族と出会うのか。次に目覚める王の力は、どんな力になるのか。 次巻も早めに読みたいものである。

2020/08/04

[TERU]

無能力な事を蔑まれていた主人公。実は彼の能力は、他の種族の眷属になる事で力を発揮するものだった。 THE・成り上がりの王道、これからどんな種族と関わっていくのか楽しみ。 学園ハーレムバトル成分が不足している人にオススメしたい。

2020/08/01

[リク@ぼっち党員]

なかなかよかった。素質なしで蔑まれていた人間が、他種族の力を借りて王になる。最弱からの逆襲というのはやはり熱いものだ。主人公が優しいからか、境遇の割に悲観的でなく結構爽やか。真っ直ぐな心が好感持てる。バトル面は圧倒的だったけど、各種族一人はこのレベルがいるということではあるので、激しさは増していきそう。今後他種族との交流が増えること間違いなしだが、妹ちゃんのリアクションがどうなるのかが気になるところ。人間の王としての素質はあるんだろうか？

2020/09/26