内容説明
高級白磁を天下に売り出す。そんな野望に燃える草太の次の障害は、美濃の焼物流通を独占する特権商人。その取締役をつとめる豪商・西浦屋とチート小僧が激しくぶつかり合う！地縁血縁にこすからい溺め手―からくもそれらを掻い潜り、草太が見出したわずかな商機は、外国人が来航し始めた下田の港にあった―。『陶器ビジネスで成り上がる・幕末サクセスストーリー』第３巻、ついに草太の野望が海外へ飛躍する！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
23
終わりかよ。コレから面白くなるのに。まぁ、エピローグで着地地点は見えたから良いけどさ。窯を再建してボーンチャイナを下地に日本絵を入れたティーカップを引っ提げて江戸を目指していたが、その途中の下田でロシアの偉人に会う幕臣に付いて行き、ティーカップを見せると物凄い喰いつきよう。幕臣が勝手にロシアの偉人にティーカップを譲ってしまい、草太が大号泣wwそれに申し訳なく思った幕臣は多額を払う。さらに後日、江戸にティーカップを持って来いと言われ、持って行ったら13代将軍と面会。その後ろにいる老中阿部正弘と面会で終わり。2020/01/26
えも
11
地元、美濃焼のライトノベル、単行本としては完結編です。強引な設定もありますが、そこはライトに楽しませていただきました▼でも、２巻で拾ってきた女の子のエピソードとか、京都で知り合いになったお侍さんとか、広げた伏線が放置されたままでもったいない▼これはWeb版で回収されるのかな？2020/06/19
hisa_NAO
7
なろう系転生チート物。 零細陶器会社経営者のおっさん(32歳)が江戸末期に転生。陶器製造知識を生かして無双するお話。 色々すっとばして、最終章を１巻の最初のエピソードに繋げて、完結。 時代考証や陶器薀蓄がしっかりしていて、ストーリーも面白かったので、「すっとばし」は残念。幕末の志士とか明治維新とか、使える時代背景が目白押しだったので。 やっぱり、ラノベ要素：陶器。。。地味だよな。ヒロイン、萌えない。。。イラスト、ねぇ。。。：がイマイチだったので、売れなかったのですかねぇ。。。まぁ、それでも、完結ハラショ。2020/01/28
ナナシ
4
三巻で一応完結…。その為、庫之丞兄上など本家の方々は出て来ず。庫之丞の甘やかされたプライドの高いボンボンぶりから、なりふり構わず土下座して長崎に行って戻ってくる辺りの成長がとっても好きなのに。男子3日あわざればを体現していて好きなのに！結末でデコ娘と結婚してましたが、イラスト微妙…？もっとデコッパチだと思ってた。器量はそれなりのはずだったけれど。前の牛胡先生もだけれど描写が上手く反映されてない感じがする。2020/03/07
鳥義賊
0
この巻も面白いのですが、Web版の歴史上の人物たちとの迫力あるやりとりがカットされてショボく終わるのは非常に残念。ホビージャパン編集の無教養さ・知性レベルの低さからくるのであろうこの扱いに強く抗議したい。どこかのレーベルで再度出版されることを切に願います。2021/07/31
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