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内容説明
“クランと付き合ってみた”激甘のifシリーズが登場!暁の女神の力で、並行世界を覗き見する機会をもらった六畳間の面々。晴海、真希に続き、今度はクランがその権利を得ることに。そして覗いてみた別世界のクランは、過去のフォルトーゼでの些細な事件をきっかけに孝太郎との距離が急接近していた!二人でお出かけしたり、いっしょに工作に勤しんでみたり、恋人になっても“相棒”ぶりは変わらずで…?今回はそんな大ボリュームの書き下ろし“クランルート”を加えた「へらくれす編」をお届け!
著者等紹介
健速[タケハヤ]
『あの日々をもういちど』(HJ文庫)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
16
今巻は日常短編3つとクランルートの中編で構成された「へらくれす編」。メインがクランルートという事もあるのか短編を含めてもキリハの出番が多かったなといった印象でした。その短編ではゆりかとナナのセーフハウスでの回想話が一番好きだったかな、と。ゆりかとナナの変わった部分と変わらないままでいられる所がよく読み取れていいお話だったと思いました。クランルートは、孝太郎とクランのペアは本編でも好きだったので読めてよかったです。真空管のくだりは読んでいてとてもクランらしいなとも思いました。次巻は本編ですかね、楽しみです。2020/09/03
Abercrombie
4
今回は短編集。キリハとエルファリアの頭脳戦、ゆりかとナナの思い出話、キリハと真希が語り合う孝太郎との出逢い、IF話はクランルート。いずれも優しさに満ちたほんわかストーリー。2020/01/06
水無月冬弥
4
健速先生(@Takehaya_info)の #ラノベ 推しはゆりかふぁいおーな僕ですが、クランルートはいいですなあ、敵から友人、そしてゆるやかにしかし確実に進展していくのは派手さはないもののいいものです。そしてゆりかの短編も、ゆりからしさ満載で、大満足です。2019/12/05
ダイ
4
今回は短編3つとクランルートの書き下ろしの話が収録されてました。キリハとエルファリアの頭脳戦と互いの心境を語る話とゆりかとナナの過去話、キリハと真希が孝太郎との思い出や気持ちを語り合う話などでした。IF話はクランルートでしたが、晴海ルートの時の晴海との交際とはまた違う感じの関係で良かったですね。はっきりとした告白は無くても互いの想いを理解し合っていて微笑ましかったです。ただ、IFの真希ルートはドラマCDでの収録でしたが、出来る事なら書籍で読みたいですね。次回は本編ですが、どんな展開になるか期待したいです。2019/11/14
ウラー
4
クランルート来ました!嬉しいです。個人的には孝太郎とクランは互いに信頼しあい、好意を持ちながらも素直になれずにいる関係が一番好きなのですが、今回のifルートはその先にあるものとして感慨深く拝読しました。他にはキリハと真希が互いの想い出を交換するエピソードも印象的です。ハーレムものは、どうしても主人公とヒロインたちという関係性だけが伸びがちですが、六畳間はヒロイン同士の仲も良く、こういう風に同じ男を好きな者同士で彼との思出話にふけることができるのがなんとも尊いです。2019/11/04