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あきらめない者が一番強い!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akane
6
深海の熱水噴出孔から吹き出される硫化水素を利用して栄養分を作り出す細菌類とは、まるでナウシカの腐海の世界そのもの。以前読んだ地球史関連の本にも、生物の誕生に海底の毒素が一役買っていたと書かれていたのを思い出した。命はどこからきたのか、実は宇宙から、などとSFっぽい話も聞いたことがあるけど、古代生物と現代が繋がっている感覚の方にロマンを感じる。また、500年も生きられるというホンビノスガイがみそ汁の具になるというオチには笑ったけど、聞いたことがあるこの名前、そうそう、クラムチャウダーの具材になる貝だった!2022/07/11
Eri
4
娘小4図書館。 生き残るすべがしぶとい!一番面白かったのが、シロナマコガニかな。そんなところから入られちゃうのか、ナマコよ…… 3章の『草食動物の必殺技』にオオアリクイを入れないで欲しかった。文中にも「草食動物じゃない」って書いてあるのに、なぜ入れた?!2022/10/01
hirotaku
1
まず題名が笑えた。しぶとい→図々しい→生き延びるのイメージか。様々な生き物がその環境で生き延びるために進化した結果が満載だ。どの生き物も生き延びるために必死だ。余裕があるのは人間くらいだろうか。子供の頃は馴染みの生き物も今は見かけなくなった。あの頃は豊かな時代だったに違いない。農薬の発達、自然破壊、地球温暖化の影響など人間中心で考えた結果が今の地球環境だ。生き物は捕食者も被食者もお互いを利用して生き抜く術を持っている。生き物の多様性を大事に一定の自然界を取り戻すことが人間のこれからの使命である。2022/03/27
千代
1
KU。生き残るための知恵というか進化というか。自切や自爆は切ない。生き物自身の語りで説明されているので楽しく読める。ネッタイシマカの記憶力…。500年生きて最後はみそ汁の具になったホンビノス貝、200年生きてゆらゆらしていたらいつの間にかお寿司屋さんにいたウニ、今まさに食べられているナナフシなんか語りで笑った。2021/07/12
Tomonori Yonezawa
1
【unlimited】イラストのレベルが揃っておらず、かつ出来のいいヤツも本物からは遠いマンガっぽいやつ。▼セレクトされた生き物はけっこう面白いのが多いんだが、他を見た方がいいなと途中で閉じる。2021/01/23