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出版社内容情報
穏やかな日常――なんて来るはずもなく!?
カルチェラタンでの騒動もひと段落し、王国とマスターの関係は改善の方向へと進んでいた。そして大学生活へと戻った玲二は、日々の勉学に励みつつ、デンドロをやっている友人や、サークルの月夜や梢と交流を深めていく。一方、カルディナでは新たに超級を師に迎え、レベルアップを図るユーゴーが、マフィアの絡んだ大きな抗争に巻き込まれていて――。さらに勢いを増す激熱VRMMOファンタジー。穏やかな日常回なんてなかった第10巻!
内容説明
カルチェラタンでの騒動もひと段落し、王国とマスターの関係は改善の方向へと進んでいた。そして大学生活へと戻った玲二は、日々の勉学に励みつつ、デンドロをやっている友人や、サークルの月夜や梢と交流を深めていく。一方、カルディナでは新たに超級を師に迎え、レベルアップを図るユーゴーが、マフィアの絡んだ大きな抗争に巻き込まれていて―。さらに勢いを増す激熱VRMMOファンタジー。穏やかな日常回なんてなかった第10巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
カルチェラタンでの騒動もひと段落し、王国とマスターの関係も改善の方向へと進む中、それぞれのその後が描かれる第十弾。なんだかやたらと周囲に(ヤバイ)デンドロ仲間ばかりが集まってゆく玲二の楽しい大学生活は果たして大丈夫なのか?とか、どこまでも進化してゆくレイの暗黒武装化には笑いましたけど、新たに超級を師にレベルアップを図る相変わらず中二言動なユーゴーなど、犯罪王関連エピソードあれこれは次巻以降に向けた布石でしょうし、今回は今後に向けた繋ぎの展開がメインでしたかね。ここからまた展開が大きく動きそうな続刊に期待。2019/11/12
まりも
31
久々に平穏な日々を送るレイの一方で、他所の場所では超級が大暴れするシリーズ第10弾。改めて分かる超級たちのヤバさ。桁外れに強いのは勿論の事だが、それと同じくらいキャラも濃い奴らばっかり。特にIFの面々とハンニャ女史は味付け凄すぎるっていう。我等が主人公レイは自分のことを普通の人だと思っているようだが、あそこら辺に負けないくらいおかしいヤツやから。今回出てきたリアルの友人勢も濃ゆいし、類は友を呼ぶとはまさにこのこと。変人奇人がますます充実してきたデンドロ。アニメも控えてるし、今後の展開も目が離せそうにない。2019/06/01
サケ太
22
今回は次巻への繋ぎや外伝といった短編。リアルも多めでいつもと違った感じで楽しい。今後の伏線、新キャラも何名か。レイの周囲は穏やかでも、デンドロ内では状況が常に動いている。それが感じられて面白かった。2019/06/02
コウ
19
レイとは別の人物たちに焦点を当てて、それぞれの物語が描かれる今巻。デンドロにおける強者も何人か登場してますが、そのキャラ達の強みを素直に凄いと感じられる書き方が好き。だから、その強者たちとの戦闘に期待が高まるのでしょうね。犯罪王と破壊王の戦闘とかどうなってるんですかね。2019/07/02
真白優樹
15
騒動も一段落しレイこと玲二が日常へ戻る中、ゲーム世界で新たな騒動が始まる今巻。―――嵐は過ぎて空は晴れども、次の嵐はすぐそこに迫る。 穏やかな日常に見えてやっぱりいつものように騒動が始まる今巻。 レイに主役はやらんとばかりに現れる、シュウが可愛く見えるほどの濃すぎる超級の面々。そんな彼等の愉快な日々を描きつつ、日常と仮想世界が交差する巻であり、文字通り嵐の前の静けさといった小休止、一息ついて心から笑うための巻である。新たな嵐は確かに迫る、果たしてレイが次に巻き込まれる事件とは。 次巻も須らく期待である。2019/06/05