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内容説明
東雲早希と恋人同士になり、浮かれていたところをいきなり誘拐された明日葉進也。彼を誘拐した「時の魔女王」は、できそこないの魔女だった早希がブルームレースで大活躍していることを問題視し、次の試合で負けたら引退するよう命令してくる。実力を証明するため、進也と早希は由緒ある公式戦「関東城西鉄道杯」への出場を決めるが、その裏には魔女王どうしの暗闘があった。「鉄道杯」には「時の魔女王」を目の敵にする「戦の魔女王」の一族がおおぜい参加するというのだが―。完全アウェイのこの試合、進也と早希の真の実力が姿を見せる!!
著者等紹介
六升六郎太[ロクマスロクロウタ]
第11回HJ文庫大賞“銀賞”を受賞し、『僕専属のJK魔女と勝ち取る大逆転(ゲームチェンジ)』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
登校中に誘拐された進也。できそこないの早希の活躍を問題視し、次の試合で負けたら引退するよう命令してくる「時の魔女王」に、実力を証明するために二人で受けて立つ第二弾。時の魔女王との約束で出場レースに負けられなくなった進也と早希。双子の魔女・柚羽と桃乃との出会いや時の魔王女と戦の魔王所を巡る因縁もあったりで、今回は迂闊な行動も多かった進也にヤキモキする早希の姿は微笑ましかったですけど、多くのものを賭けた関東城西鉄道杯はギリギリな戦いの連続で今回もなかなか熱かったです。そんな二人がどこまで行けるのか続巻に期待。2019/03/31
真白優樹
4
登校中に誘拐され進退をかけた公式戦に挑む事となった進也と早希が、完全アウェイな試合に挑む事となる今巻。―――頼れる者は互いのみ、見せつけろ、二人が生み出す奇跡の力。 一難去ってまた一難、魔女王同士の暗闘繰り広げられる公式戦へと挑む今巻。立ち塞がるのは新たな強敵達、頼れるのは互いだけ。そんな孤立した状況で時々すれ違いながらも絆を深める二人が、常にギリギリの死闘を繰り広げる巻であり、背筋がひりつく緊張感の先に爽快感のある、更に独自の輝きが飛翔し魅力が倍増しになる巻である。 次巻も早く読みたいものである。2019/04/02