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出版社内容情報
“六畳間の侵略者”その正体とは!?“六畳間の侵略者”その正体とは!?
真希とクランが姿を消してしまうという一大事に、残された皆の不安が募る。決して欠かすことのできない人を探し出すため、孝太郎は少女たちと必死の捜索をはじめるが、原因が分からぬまま事態はどんどん進んでしまう。
そして、最大の試練にぶち当たった孝太郎が最後に辿り着いたのは、あの場所だった――
「……孝太郎、ずっと、あなたを待っていました……」
六畳間の最大の謎が明かされ、新たな季節が動き出す!
健速[タケハヤ]
著・文・その他
ポコ[ポコ]
イラスト
内容説明
“六畳間の侵略者”その正体とは!?新たなる春を迎え、そしてその先へ―
著者等紹介
健速[タケハヤ]
『あの日々をもういちど』(HJ文庫)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むっきゅー
19
トゥルーエンド。シリーズ開始時から予定されていたラストシーン。今巻で、暁の女神と9人の少女の関係が明らかになりました。また、コータローと9人の少女も事実上永遠の愛を誓ってることになりますね。というか、10人?1人?ややこしいなー...。ヒロインズの中では桜庭先輩が、2000年の時を越えてコータローを追いかけてくる程の愛の深さを誇ってましたが、暁の女神はこれを軽々と越えていきましたね。次巻からは、長ーい後日談という感じでしょうか。フォルトーゼ関係のニヤニヤできる展開かな。2018/06/30
まるぼろ
12
さて今巻は孝太郎に訪れていた最大の試練に決着がつけられる巻、帯にもある様に「六畳間の侵略者」達はどういった存在だったのか、そして孝太郎はどんな決断を示すのかが明示される巻でもあります。そんな今巻ですが、とても良かったです。ころな荘に訪れた面々が初巻の冒頭に出てきた暁の女神の分身であるという事には驚きましたが、その後の孝太郎を筆頭にしたころな荘の面々の決断にはさして驚く事もなく、むしろ至極当然な結末だったと思えました。それこそ本文でも孝太郎が言っていた様に、結果からしてみれば悩み損な出来事だったのかも→2018/07/12
水無月冬弥
12
健速先生(@Takehaya_info)の #ラノベ 1巻から続く物語の意味が、○○がコ―タローに「私の○○が○○」と質問するためだったとは……(しかも、希望の回答あり)、ある程度は予測していたけど、ここまでだったとは……。しかし、暁の女神さん、思ったよりへっぽこのような気が……、まあ、9分の1はゆりかだから仕方ないか(おい)2018/07/04
nas
6
終わった。大分楽しめたなぁ。しかし、まとめて読んだからってのが大きいけどマジで長かった。まぁこの後も続くんだけど流石にずっとこのはないだけ読んでると疲れた、別のを挟もうかな2020/05/28
加賀ますず
6
30巻近くまで続いた超特大ロングランシリーズ、文句なしの大団円!!(最終巻ではない)前巻から続いていた孝太郎の周囲の少女たちが消えていく不可解な現象の答えが明かされ、シリーズ最大の伏線が明かされた時の衝撃と鳥肌…。シリーズ一巻から緻密に張り巡らされた伏線が回収されていく時のカタルシスが半端ない。もうヤバイ。語彙力が消滅するぐらいパナイ。今まで孝太郎たちと共に歩んできた全読者に送る作者からの渾身のエピソードとあとがきに文句なしの感動。ありきたりに見えて全く油断のない計算づくの作品だからこそのロングラン。2020/03/10