出版社内容情報
よいコーチは試合を変えることができる。善いコーチは人生を変えることができる―。
コーチには哲学が必要だ!
感情過多のコーチ、抑制のないコーチ、無知なコーチ、獣的なコーチ、名誉心のつよいコーチ、スパルタ的なコーチ……。「勝利至上主義」に目がくらみ、暴力、ハラスメント、ドーピングなどがはびこる競技スポーツの現在。コーチングを通して善く生きることはいかにして可能か。そもそもスポーツにはどんな意義があるのか。アリストテレスの徳倫理学を手がかりに、「美徳なきコーチングの時代」を問いなおす。
内容説明
感情過多のコーチ、抑制のないコーチ、無知なコーチ、利己的なコーチ、名誉心のつよいコーチ、スパルタ的なコーチ…。“勝利至上主義”に目がくらみ、暴力、ハラスメント、ドーピングなどがはびこる競技スポーツの現在。コーチングに求められる思慮や人柄とは。古代の哲学者と現代の名将のあいだで考える。
目次
序章 美徳なきコーチングの時代
第1章 コーチングを哲学する
第2章 善いコーチを考えるために
第3章 目的論から考える善いもの、勝利至上主義、スポーツの意義
第4章 コーチの「幸福」とは何か
第5章 コーチングの技能
第6章 「思慮」をもつとはどういうことか
第7章 コーチに求められる「人柄」とは
第8章 コーチとアスリートの関係性―友愛と人間観
著者等紹介
佐良土茂樹[サロウドシゲキ]
1981年神奈川県生まれ。日本体育大学体育学部准教授。上智大学大学院哲学研究科博士後期課程満期退学。博士(哲学)。専門はコーチング学、古代ギリシア哲学。現在、日本バスケットボール協会では指導者養成部会ワーキンググループメンバーとして、日本スポーツ協会ではコーチトレーナーとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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