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出版社内容情報
絶体絶命の危機? そんなことは想定内だが?絶体絶命の危機? そんなことは想定内だが?
貴族殺害の冤罪で異端審問にかけられることが決まった奴隷商人の青年タクミ。
実質的な死刑宣告に等しい状況だが、部下であるカリンたちは「タクミなら自分でどうにかするだろう」と、あえて放置を決め込むことに!
そんな中で唯一、タクミを救おうと奮闘を始めた大司教リーゼをミルトに託し、カリンたちは先ごろ任命された叙勲騎士の義務として、魔獣被害を訴える領地へと赴く。
しかし到着早々、亜人というだけで領民から受け入れを拒否されてしまい――!?
藤木わしろ[フジキワシロ]
著・文・その他
柚夏[ユズカ]
イラスト
内容説明
貴族殺害の冤罪で異端審問にかけられることが決まった奴隷商人の青年タクミ。実質的な死刑宣告に等しい状況だが、部下であるカリンたちは「タクミなら自分でどうにかするだろう」と、あえて放置を決め込むことに!そんな中で唯一、タクミを救おうと奮闘を始めた大司教リーゼをミルトに託し、カリンたちは先ごろ任命された叙勲騎士の義務として、魔獣被害を訴える領地へと赴く。しかし到着早々、亜人というだけで領民から受け入れを拒否されてしまい―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
4
タクミの冤罪を晴らすべくリーゼが動く中、カリン達が叙勲騎士として魔獣討伐へ向かう今巻。―――二面同時、だけど準備万端、余裕也。敢えてタクミを放置、我らここにありと吼える亜人部隊。負けじと余裕の笑みを浮かべ、事前の策を披露しあっさり名誉挽回するタクミ。二つの無双が更に爽快感を高め、心が芯から踊る、後編と言える今巻。明らかになるこの国の真実。根底が芯から揺らぐ中、タクミはいつもの笑みで策を繰り出す。果たしてミルトに秘められた真実とは。そして、この国の行方とタクミの次なる策とは。 次巻も須らく期待である。2018/03/08
尚侍
2
とっても面白かった。今回は主人公よりも周囲のキャラが活躍する話でしたが、それぞれ持ち味を生かした動きで主人公の不在をよくカバーしたし、最後はきちんと主人公が締めたので満足できる内容でした。ただ思ったよりも成り上がるのが早かったので、ここからどう話を広げていくのか気になるところですね。成り上がりの過程が面白かったので、そうなった上でどういう方向で物語を進めていくのかが気になります。タイトルを回収した上でただの俺tueeeeでない展開を描き出すことができるか、作者の力量に期待したいですね。2018/03/06
りるぷん
0
転生する前に、神さまにチート能力はいらないから最低辺の奴隷から始めてくれと願い主人公タクミの転生がスタート。いつの間に第3巻なのですが、既に主人公オートチートなんですよね。今回は貴族殺害の審問を受けその疑いを回避する回なのですが、その策がなんでもありというか予想斜め上どころか、予想するのもバカらしくなるような展開へ…(苦笑 1巻の頃はまだ、どうやって這い上がるのかな?とか思ってましたが、もはやぶん投げレベル。次巻はもう買わないです。2018/04/24
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